映画:グッバイ、デイヴィッド/バート・レイノルズ、ジュリー・アンドリュース、キム・ベイシンガー | 闇雲映画館(洋画のあらすじをネタバレでラストまで/アクション、コメディ、恋愛、犯罪、西部劇、サスペンス/キャスト、監督、脚本、原作)
◆ はじめに
本作は1977年に制作されたフランス映画のリメイク。ニキータ⇒アサシンと同じパターン。
内容はデイヴッド・フォウラー(バート・レイノルズ)という男性が、多くの女性と付き合ったという他愛もないストーリー。コメディということなので、目くじらを立てないで見るように。
全編がマリアンナ(ジュリー・アンドリュース)という女性がデイヴッドのことを回想するという構成になっている。ジュリー・アンドリュースのナレーションが多く挿入される。
マリアンナはセラピストでデイヴッドは彼女のクライアント。デイヴッドは言ってみれば、ある種の病気である。セラピーを受けている場面も多い。マリアンナもデイヴッドが好きになった女性の一人。マリアンナの診断状況の解説も挿入される。
◆ あらすじ
冒頭はデイヴッドの遺体を埋葬する場面。多数の女性が埋葬場所に向かって歩いている。その数はざっと見て100人くらいか?デイヴッドはそのくらいの数の女性と付き合ったということ。なぜデイヴッドが死亡したかは本作を見てね。
それらの女性はライバル同士の関係ではなく、むしろ親しい関係であった、そして本当の話であるとナレーションされる。
次の場面ではデイヴッドがたまたま見かけた魅力的な女性を追いかける。
ルイーズ(キム・ベイシンガー)はデイヴッドが付き合った数多くの女性の一人ではあるが、デイヴッドとマリアンナに次いで露出が多い。
ルイーズと会っている場面は、コミカルに描かれている。いわゆるドタバタ風。ルイーズが若干挑発的なのが笑える。コメディということになっているが他の女性との場面ではドタバタ風ではない。だがしかしルイーズの風貌は非常に上品。
ルイーズ=キム姐さんの髪が非常に短い。キム姐さんの全出演作の中で一番短い。
◆ 蛇足
「接着剤(?)事件」。ルイーズと一緒にいる時、デイヴッドの左手がペン(?)と唇とくっついて離れなくなる。右手は一緒にいた子犬とくっついて離れなくなる。おまけに靴が敷物とくっついてしまう。(私には)原因が不明で、またストーリー全体から見て、どのような位置づけにあるのか不明。意味はないように感じる。敷物はルイーズがハサミで切り離す。
「ジュリー・アンドリュース?ずいぶん昔の人だ」と思ったが、1935年生まれということでキム姐さんとは20歳ほどの差がある。
その他でキム姐さんの髪が短いのは「LA Confidential」の最後。「ヴェロニカ・レイクを真似た髪をしていたが、最後に髪を切る」という設定。しかし本作のようには短くない。本作と同年の「ネバーセイ、ネバーアゲイン」では長い髪をしており、おそらく本作の方が後に撮影したのだろう。
「こんなタイプの映画をしかもリメイクまでして制作する意味はあるのか?」とは感じる。でもフランスで人気が出たからリメイクしたのだろう。
DVDはフランス版と間違いやすいので注意。
デイビッド・フォウラー (バート・レイノルズ)は、女性の脚線美に異常なほどの情熱を燃やす彫刻家。 あの手、この手のテクニックを 駆使して、次々に脚の美しい女性をものにしている。 しかし、そのような毎日がデイビッドを自己嫌悪に落とし入れてしまう。 「自分は芸術的にも社会的にもダメになるんじゃないだろうか...」。 そんな彼の前に現われたのが魅力的な精神病学者のマリアンナ (ジュリー・アンドリューズ)だった。デイビッドはマリアンナに対しベッドを共にしたいという衝動を 抱えながら自分の自由奔放な性生活や心の葛藤を打ち明けるのだが...。 ほろ苦いペーソスを感じさせる大人のラブコメディ。 バート・レイノルズの純情なプレイボーイぶりが絶妙だ。
約110分 ¥15,800
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