令和7(2025)年5月27日は明治38(1905)年5月27日から丁度120年の節目の年です。本来なら国家的な行事が行われて必然ですが日本の国家として防衛省の本省として行事は聞いていません。また横須賀総監で出席者非公開の記念式典があると聞いているだけで記念艦三笠でも例年通りかと。
<間違いなく”無風”といえる状況になりました。>
紙模型ではロシア・ウクライナで
戦艦 ボロジノ/オリョール/ニコライ1世/オスリャービャ/ナヴァリン/シソイ・ヴェリキー/インペラートル・ニコライ1世/
海防戦艦 ゲネラル・アドミラル・アプラクシン/アドミラル・ウシャーコフ
巡洋艦 オレーク/アドミラル・ナヒーモフ/アヴローラ/スヴェトラーナ/ジェムチュク/イズムルート/
皇帝ヨット(巡洋艦)アルマース
水雷艦 ブイヌイ、ベドヴイ、ブイスツルイ、ブラーヴイ グローズヌイ、グロームキー
工作艦 カムチャツカ
610トン級航洋曳船:ルーシ
等の日本海海戦に登場したロシア艦艇が商品化されています。
その他ロシア側の艦艇では
戦艦 ペトロパヴロフスク/セヴァストーポリ/ロスティスラヴ/ペレスヴェート /ポチョムキン/レトヴィザン/チェザレーヴィチ /ポベータ
巡洋艦 ヂアーナ/ヴァリャーグ/アスコーリト/ボガトィーリ/ノヴィーク/ロシア /バヤーン /パルラーダ/ボヤーリン
砲艦 ギリヤーク
駆逐艦 ソコル
水雷艇 キット&ビーズズムニー
日本海軍側は
三笠/春日/対馬/陽炎/白雲/漣/水雷艇42号&63号など
の7種類しか商品化されていません。世界と日本の現実です。
この背景には ロシアにおける個艦及び同型艦の多数の図面入りの<書籍>が刊行されています。サンクトペテルブルクにある施設から図面のコピーが入手でき恐らくそれらの線図・一般配置図がふんだんに使われた書籍が2つの出版社からシリーズ化されました。
本来なら日本語で「大和ミュージアム」の図面を多用した各艦の解説書が出るべきですがある意味大変いい加減な デアゴスティーニの間違いだらけな書籍が出てそれっきりになりました。それらの3Dモデルについは<大変な非難>を浴びせる形になります。
また 筑摩書房の
・巡洋艦(上下巻) (図解 日本帝国海軍全艦船 1868-1945 第2巻) 大型本 2018/12/20
\50600円
amazonの紹介文:日本海軍創設以来の巡洋艦および類似艦111隻のデータを余すことなく網羅した決定版!
昭和期の太平洋戦争参加艦はもちろん、明治期の艦について初めて光を当て、艦型図30点で詳説した日露戦争時の6大装甲巡洋艦と、40点の艦型図で艦型変遷をたどる5500トン型軽巡の資料は圧巻です!
艦型図は可能な限り公式図面から復元した鮮明な図版で、船体線図も多数収録。
だそうです。既に千歳のトレース図でトレース間違いを犯し図面に示されている<破線>の意味が分からず笠置に準ずる形になっています。
並木書房の
図解 日本帝国海軍全艦船 1868-1945 第3巻 駆逐艦・水雷艇
石橋 孝夫 | 2024/9/18
amazonの紹介文より:日本海軍創設から終戦に至る駆逐艦と水雷艇の歴史を8部に分け、全艦船の基本データと図版で解説。旧海軍造艦技術について残存する公式資料の全てを網羅。とくにこれまで誰も目を向けなかった明治期の水雷艇、3等駆逐艦を初めて詳説。巻末の資料編では特型以降の搭載砲塔と発射管を詳細図解。さらにこれまでほとんど知られていなかった日本海軍独特の縦置爆雷兵器についても図解。日英米代表駆逐艦の比較、歴代艦名の艦型比較、日米水雷艇、駆逐艦の建造年譜を収録した決定版!
この駆逐艦図面は全く信用できません。公式図とは全く違う艤装品配置
出版社のお話では<世界の艦船>に広告を載せようとしたがその品質を否定されたと聞いています。<世界の艦船>からも事実上否定されていると考えて当然の書籍です。
図解 日本帝国海軍全艦船1868-1945 戦艦・巡洋戦艦
石橋 孝夫 | 2007/12/25
この書籍の戦艦初瀬から<出鱈目>の烙印を押されるもの。信用できない艦船関係の書籍の代表格です。
残念ながらこれらの実績から日本海軍研究から排除されなければならない人物です。長らくピットロードや多くの艦船に関わる書籍に関わり海軍関係の書籍や海軍の図面復元に関わり多くの図面や書籍を発表しましたがこれらの3部作だけでも数多くの間違い・でっち上げが確認されています。それらを表立って批難できない位に多くの取引先を持った。