
**上村松篁(うえむら しょうこう、1902年3月22日 - 2001年3月20日)**は、日本の日本画家で、美しい花鳥画を数多く描いたことで知られています。
彼は母である上村松園とともに、日本画壇を代表する画家一家の一人として知られ、息子である上村淳之も画家として活躍しています。
経歴
1902年:京都市に生まれる。
母は日本画家の上村松園。
1921年:京都市立絵画専門学校(現・京都市立芸術大学)に入学し、竹内栖鳳に師事。
花鳥画の基礎を学ぶ。
1924年:同校を卒業し、早くから才能を認められる。
1926年:帝展(帝国美術院展覧会)に初入選。
1933年:帝展に「五位鷺(ごいさぎ)」を出品し特選を受賞。
1935年:再興日本美術院に参加。
以後、院展を中心に活躍。
1948年:母・松園の影響で大和絵の伝統を踏まえつつ、独自の花鳥画スタイルを確立。
画風と特徴
花鳥画の巨匠
上村松篁の作品は、自然界の鳥や花を主題にした作品が多く、緻密でありながら品格ある表現が特徴です。
特に「四季折々の鳥と花」を描くことで自然の美しさを象徴的に表現しました。
独特の色彩感覚
上品で透明感のある色彩が特徴で、日本画の伝統を受け継ぎながらも、現代的な感覚を取り入れた作品が多い。
京都の自然と調和
京都を拠点に活動していたこともあり、地域の自然や四季の移ろいを題材にすることが多かった。
受賞歴と栄誉
文化勲章を受章(1984年)
日本芸術院会員(1956年)
母・松園とともに、日本美術の発展に寄与。
代表作
「五位鷺(ごいさぎ)」:初期の代表作。
「春秋草花」:四季を象徴する花々を描いた作品。
「白鷺と花」:透明感のある描写で鳥を美しく表現。
晩年と遺産
晩年まで制作を続け、2001年に98歳で逝去。
彼の作品は、京都や東京の美術館に多く収蔵されています。
また、京都府宇治市には「松篁美術館」があり、彼の作品が展示されています。
上村松篁は、伝統的な日本画の枠を超え、自然を愛し、その美しさを絵画として永遠に伝えた画家です。
額寸法★約42×45
作品寸法★約24×27
・ガラス板が付属しています。
・額に少しスレがあります。
作品に少し細かいシミ、ヤケがあります。
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ご了承くださいませ。
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また、定期的に強度が低下していないか確認する事をお勧め致します。
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