第4世代の物語を追想するアクション!「キングコング」PS2版!!
CGをふんだんに使用した初のキングコングムービーとして話題だった
ピーター・ジャクソン監督版「キングコング」
その映画の中に入り込んで疑似体験できる本格ゲーム
「キングコング オフィシャルゲーム」です。
この作品は、2005年(平成17年)にUBIソフトで制作されました。
ほぼ全編をフルポリゴンによる高精細なグラフィックで描かれた上質なゲームは映画のファンのみならずコアなゲームユーザーからも好評で、
海外のゲーム賞にも輝いています。
物語はもはや説明するまでもなく全世界的に有名な古典SFですよね。
初代「キングコング」から4世代目の映画化にあたる作品ですが、
時代が移っても変わらない人気の物語である事を象徴していますよね。
「キングコング」は、大迫力の怪獣映画という事だけではなく、人間のエゴによって狂わされてしまった生き物の悲劇のストーリーでもある事が、長く支持される理由ではないでしょうか。
ゲームは、
映画のワンシーンも織り込みながらも、ほぼ全編をフルポリゴンの高精度グラフィックで仕上げられたアドベンチャーアクションになっています。
シナリオライターの主人公ジャックの目線で「キングコング」の世界観を体現していきます。
最初は、映画の公開と共にコラボして、適当に売り上げを出そうというような、くだらない作品というイメージだったのですが、
グラフィックだけでなく、かなりイイ出来に仕上がったゲームだと思います。
PCゲームから移植された海外作品は、ムリやりPS2に移植した弊害で操作性がイマイチという感覚がありますが、最初からPS版で制作されたのではないか?と思うほどよく作られていると思います。
ぜひ一度楽しんでみてくださいね。
キングコングについての余談ですが・・
初代の「キングコング」は、第二次大戦すらはじまる前の1933年(昭和8年)に映画化され大ヒットしました。
この頃の特撮は小さな粘土人形に針金を仕込んでフィルムを1コマ撮影するごとに少しずつ動かしてアニメーションさせるという地道な方法で撮影されていました。
ところが、
日本の円谷プロが、人が中に入ってより自然な動きを表現するSF映画を作って海外の制作陣を驚かせました。
彼らは尊敬の念を込めて、円谷プロにキングコングが出る作品の制作権利を許諾したほどです。
ちなみにこの頃のSFって、この「キングコング」のように人間社会を戒めるような風刺の入ったモノが多くありましたよね。
人間の愚かな欲や、無駄に争う姿、まだ人間的知性を持たない動物かのように増え続ける人口問題や本能をむき出したような行動など。
いろいろな作品で、いろいろなメッセージがあったにもかかわらず、現代でも人間の愚かさはあまり変わってませんよね・・。
話しを戻しますが、
その後、「猿の惑星」などで特殊メイク技術が向上し、1976年(昭和51年)に第2世代のキングコングが登場します。
この頃になると、キングコングを人が演じるだけでなく、実物大の模型やロボットパーツを駆使して制作されたダイナミックな作品になっていました。
たぶんこれが「キングコング」映画の最終形体だろう。と言われたくらいです。
しかし、さらに高度な特殊メイクと造形技術で第3世代が誕生し、そしてこのCGを駆使した第4世代が出たワケです。
その後もいくつか制作されてはいますが、コアな「キングコング」ファンによると、"ただキングコングというキャラが出るだけの別の作品"なんだそうです。(笑)
たしかに、最近ではCG技術が発達し過ぎて、もうどんなリアルな作品が制作されても"別にもういいや"とか"ふーんそうですか"程度の反応になってきていますよねー。
生成AIを使ったニセ動画もだんだん簡単に制作できるようになってますしね。
以前の映画製作のように、"構想5年、撮影に3年、仕上げに5年を費やして堂々完成"って感じだったからこその価値観や重厚感だと思いますけどね・・。
海外と日本のゲームの歴史についても少し予断を・・
今回のゲームはPCゲームからの移殖作品ですが、日本ではコンピューターゲームといえば、テレビゲームとかビデオゲームなどゲーム機やゲームセンターのものってイメージが強いですよね。
海外は、ゲームといえばPCゲームが主流でした。
と、いうのも、海外では1970年代後半より、未来のコンピュータ社会の到来に備えて早くからコンピュータに慣れさせる事を目的として、PCを推進していましたからねー。
日本でファミコンやプレステの初期ブームが起きてた頃、海外ではファミコンやプレステのソフトの外国語版がPCゲームで出ていましたからね。
そのせいか日本のPC技術はめっきり海外に比べて差がついてしまいましたよねー。
日本ではスマホや端末などのハードウェアをうまく操作できる人はいても、そのハードウェアをひとつの部品から製作できる技術者が育ちませんでした。
ソフトウェアやアプリについても同様で、流調に使いこなせる人はいても、ゼロからプログラムを組み上げられる人は極端に少ないのが現状です。
それで「日本はテクノロジーの国だ」なんて言ってたんですから・・ちょっとね・・
それと・・最近ではやたらとネット系ゲームが流行ってますよねー。
中にはオンラインゲームでもないのにネットに繋ながないと起動しないものとかあったりして・・。
まるで"ネット環境が無いのならゲームをするな!"って感じで、あまりいい気分がしませんよね。
ですが、このPS2が主流だった頃まではそんな事もなく、このゲームのようにスタンドアローンで動作するゲームばかりで良かったですよねー。
オンラインゲームなんて、サーバーのサービスが終了してしまったらゲームができなくなってしまったりするので、う~ん・・って思います。
久し振りに楽しもうと思ってもサービスが終了していてできなかったり、中古で入手しても動かなかったりするのはどうか?と思いますよね。
資本主義の世の中で経済を回したいのは分かりますが、何でもかんでも手あたり次第って感じがしてきます。
ゲームや映画、漫画などは芸術作品の域だと思いますので、あまりビジネスライクさせてほしくないものですね。
さてさて、余談はこのくらいにしまして、
この商品はいわゆるワンオーナーものです。
商品内容は、ケース、解説書、ディスクの3点です。
ケースの状態は、まあまあキレイな感じだと思います。
解説書の状態は、目立った損傷なども見当たらずキレイな方だと思います。
ディスクの状態は、目立った使用感もあまり気にならず良い程度だと思います。
この商品はPS2版ですが、PCで楽しむ方々の場合は、独自にコンバータープログラムを個人構築している方の場合は各々ですが、Emuなどでも楽しめると思います。
(※ PCによる動作はあくまでも個人的な私見です。様々なPC環境が要因で動作環境が変化しますので統一見解ではありません)
※なお、この商品はソフトウェアですので、その性質上、返品、返金、交換などはできませんのでご了承ください。
※注意1 こちらは週に1~2度程度しかチェックできない環境です。そのため商品の発送には1週間~10日ほどかかるかもしれません。あらかじめご了承の上、取引きください。
それと、配達業者指定や代金引換などの特殊な発送方法、無理な配達日の指定や、無理な配達時間の指定などにも対応できませんのでご了承ください。
※注意2 商品の発送まではできるだけ大切に管理しますが、発送後または発送途中に何らかの事故やトラブルがあった場合は責任を持つことはできませんので、配達業者との対応をお願いします。
また、当然ですが規定の通り、日本国外への発送はしませんのでご了承ください。
※注意3 大切にして頂ける方、楽しんで使用して頂ける方、価値の分かる方に取引してもらえたら。と思っていますので、健全なオークションを推進するためにも、「安く買って高く出品」などの転売目的での利用の方はご遠慮ください。
※注意4 商品の状態などは、あくまでも個人的な私見によるものです。
商品の状態を詳しく気になってしまう方、梱包状態などに神経質な方などの取引きも、ご要望には添えそうにありませんので、ご遠慮ください。