天賞堂 C55 1号機 北海道時代です。
現在の高級ブラスモデルでは、個別号機による細分化した商品設定が行われていますが、
1990年代では特別人気車こそ個別に商品化されていましたが、まだまだ同じような仕様の機関車を製品化していました。
しかし、1990年代も後半になると、車両価格が税込み20万円を超えてきたため、特定号機を選別して、生産し始めたのが天賞堂 ブラスモデルです。
まず初めにC57の人気車両を特定番号機で生産、続いてD51、C55と旧兜工房が手掛けた形式が、
製品化されていきました。
2000年に入るとその傾向はますます大きくなり、比較して価格の方も上がっていきました。
此方の車両は、2000年代の生産になります。
特定号機販売の良い所は、実車の細かい所も再現されるところで、いわゆる『ようなもの』が無い点です。
しかし、製作側では実車レポートが必要になるうえ、同じ号機を2両買う人は少なくなりますので、販売数が見込めないというデメリットがあります。
量産品なら本当にデメリットですが、手作りという不利を逆手にとって、小回りの利く生産方法にしたのだと思います。
このC55 1号機北海道時代は、見かけの価格は1990年代後半、造りは2000年代の個別紹介クオリティアップモデルとなります。
見かけの価格と表記したのは、割引が無くなったからです。
1990年代は予約等を行えば割引価格で買える店があったのですが、2000年に入ってからは定価販売となりました。
プラ製品でも2000年代頃は量販店で天賞堂製品を見かけなかったのは、この定価販売を守れない店には卸さないと聞いたことがあります。
ユーザーの強い味方 タムタムでも天賞堂製品は定価販売しているのはこの名残と思います。
と、いう事で、予約購入等していない客にとっては、
・購入価格は上がっていない
・細かいディテールはアップしている
実はお買い得モデルでした。
1995年ごろの製品は、16万円くらいの定価で空気管の表現がなく、空気管を取り付け依頼すると同じような価格になり、ディテールも弱かったです。
今の水準で考えても割安感があるモデルです。
此方の車両は、貴重な未走行品(試走(ゆっくり50cm程度の往復運転を数回ほど)程度)です。
商品状態は「商品状態の目安」を参考にしております。
特製品の場合、メーカー以外が販売目的で手を加えた車両になり、そういう仕様の品なのでその状態を「新品」と置き換えて考えます。
トラブル防止のため、必ず写真で判断願います。
当方の思い込みにより商品説明が間違っている場合も考えられますが、現物優先とさせていただきます。
上記の理由により、JUNK品として出品いたします。
JUNK品の為、返品、交換、クレームはお受けできません。
走行させたことがありませんので、メンテナンスはしていません。
試走(ゆっくり50cm程度の往復運転を数回ほど)以上の走行をさせる場合は、走行前メンテナンスを行ってください。