
ご覧いただきありがとうございます。こちらの商品はKATOのスハニ35、スハ44、スロ60、マシ38、マイテ581、マイテ582及びアルモデル(キングスホビー)のスイテ481を次のように加工し、特急「はと」フル編成の展望車3両が入った計13両セットとなります。
なお、全車の車番はKATOのスハ44系「はと」セット(10-1659、10-1660)とは異なります。
【加工点】
・全車の車体をジェイズ戦前客車色で塗装、スロ60及びスイテ37 2(マイテ58 2)の帯色は製品のものをマスキングして流用
・マイテ58 1、スイテ48 1の帯色はジェイズ月光クリーム色で塗装
・全車の屋根、ベンチレーターをジェイズ濃暗屋根グレー用灰色で塗装
・スハニ35の後部標識灯に折り畳まれた状態の標識灯円盤を設置
・スハニ35の車掌室側カプラーをKATOカプラーAに変更
・スイテ48以外の全車デッキ上の等級表示貼り付け済み
・スイテ48 1はアルモデル(キングスホビー)のスイテ48キットを組み立て、電池箱が小型化され標識灯が展望デッキ中央部に移された昭和30年頃の形態を再現
・スイテ48 1は展望室と区分室にカーテンが設けられた形態を再現
・スイテ37 2 (マイテ58 2)は「スイテ37 2(アンダーライン付き)」「マイテ58 2」、所属「東シナ」が併記された昭和28年5月頃の形態を再現
・マイテ58 1、スイテ37 2 (マイテ58 2)、スイテ48 1は端梁にエアホース類を取り付け
・全車の所属は「東シナ」で統一
・全車光沢仕上げ
・行先サボ「大阪行き」貼り付け済み
・車番表記と号車は下記の通り変更、全車10-1659、10-1660と車番の被り無し
1号車:スハニ35 4
2号車:スハ44 29
3号車:スハ44 30
4号車:スハ44 33
5号車:スロ60 24
6号車:スロ60 28
7号車:マシ38 5
8号車:スロ60 116
9号車:スロ60 27
10号車:スロ60 22
11号車:マイテ58 1
11号車:スイテ37 2 (マイテ58 2)
11号車:スイテ48 1
【製作者コメント】
マシ35ではなく限定品のマシ38を使用し、更にはマイテ58 1や表記の特徴的なスイテ37 2、そして東海道本線全線電化後も非冷房ながらも予備車として活躍したスイテ48 1と、特急「はと」に使われた特徴的な3軸車達を詰め合わせたセットになります。
特急「はと」は昭和25年に特急「つばめ」の姉妹列車として誕生し、「つばめ」が当時連合軍専用客車を管轄していた品川客車区から運用を切り別けたかった関係で大阪局持ちであったのに対し、「はと」は念願の東京局持ちの客車による特急列車として戦後に登場します。
どうしても特急「つばめ」の方が知名度も高く様々なメディアに取り上げられ気味ですが、ぶどう色時代の特急「つばめ」は展望車がマイテ39 1、マイテ39 11、マイテ39 21、スイテ49 1 (マイテ49 1)の4両しか充当されていなかったのに対し、特急「はと」はスイテ37 1(マイテ58 2)、スイテ37 2(マイテ58 2)、マイテ39 11、スイテ48 1、スイテ49 1(マイテ49 1)、スイテ49 2(マイテ49 2)となんと6両もの展望車が活躍していました。
食堂車にも目を向けると、特急「はと」にはマシ35、スシ37、マシ38、マシ29とこれまた多くの種類が使われています。
その展望車の半数である3両を贅沢に突っ込み、更に戦前の特急「燕」に充当されていたマシ38が使用されていた編成として今回のセットを出します。
【発送について】
画像1枚目のブックケースに入れての発送となります
よろしくお願い致します