★Freeway★1930年製 ジェームス・ケン「クロッカス」。Folleyで知られる名陶の特別製ハンドペイントトリオ。クロッカス・バトルに参加?

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c1930 James Kent “Crocus”


ジェームス・ケント
「クロッカス」ハンドペイント・トリオ


1930年製の特別なハンドペイント

マークも手書き文字で「本物」と謳う

アール・デコ作家の「クロッカス戦」に参加?

力強い絵。多分、男性作家であろう

前面下部に顔料乾燥時の乱れアリ


★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★30点程度を出品予定。なお少数ですがフィギュリンも出品中(アンティーク、コレクション > 工芸品 > 陶芸 > 西洋陶磁 > ロイヤル・ドルトン)
★込み入ったご質問やお問い合わせは次のアドレスへメールしてください。(freeway@deluxe.ocn.ne.jp)


 英陶「ジェームス・ケント」(James Kent)が1930年に製作・販売した「クロッカス」(Crocus)のトリオ。
 一見して判るフル・ハンドペイントで、しかも特別製らしく通常のバックスタンプを使わず、手書きの筆記体でGenuine Hand Paint(本物の手描き)と記され、下に活字体でJAMES KENT LTD. FENTON STOKE-ON-TRENT MADE IN ENGLAND.と社名が印字されています。

 当時の人が見ても我々現代のカップ・ファンが見てもこれがハンドペイントでなくてナンであろうという明々白々なるフル・ハンドペイント。何故斯様に大きく、題に”Genuine”と大きく掲げたのか。
 このあたり、事情を推測できる出品者としては、ついニヤリとしてしまう。GenuineはHand Paintにかかる言葉ではない。題に持ってくるべきは力いっぱいという感じで描かれたクロッカス(Crocus)であるべき。題にクロッカスを持ってきたのは出品者ではなく、これを送ってきた英国の骨董商です。彼は、Genuineを見ていなかったかも知れない。

 この作者は怒りを込めて「本物」と題したのであって、「ハンドペイントに間違いない」とイキったのではアリマセン。
 当時「クロッカス戦争」が勃発しています。後に「アール・デコの女王」と呼ばれたウィルキンソン窯のクラリス・クリフ(Clarice Cliff)が、1928年に「クロッカス」を発表しています。そのあたりを歴史家が次のように。
 「1928年、クラリスはオレンジ、青、紫のクロッカスの花のシンプルな手描きのパターンを作成しました。各花は自信を持って上向きのストロークで構成されています。 次に、ピースを上下逆さまに持ち、花の間に細い線を描くことにより、緑の葉を追加しました。 クロッカスのパターンは個々のブラシストロークから作られているため、明らかに完全に手描きであり、鮮やかな色はすぐに大きな売り上げを収めました」

 彼女の「クロッカス」は好評に応えて自作の多様なシェイプのカップにクロッカスを描いて販売した。ペインターを動員して手描きのクロッカスのカップを大増産して業界をも震撼させます。抽象画と言ってもいいアレンジで、また後にウェッジウッド版も引き継いだ厚い三角板状のハンドルのカップも加わって、このスタイルが「アール・デコ決定版」のようになったとか。
 英国に蔓延するクラリスの「クロッカス」に対して、大小の窯が手描きのクロッカスのカップを作ります。出品者が思うに、この業界の反応には2種あった。「そうだ、これこそアール・デコだ」とクラリスに続けとばかり同じ調子の花を描く特に女性アーチストたち。この時期にはアール・デコ時代の競争に備えて多くの女性アーチストが小さめの窯に雇われアール・デコで頑張ろうとしていました。彼女たちは「応援」「同調」の連中。

 「私ならこうです」とヤンワリとプライドを見せながらクロッカスのカップを作ったのがロイヤル・アルバート、そしてシェリー。出品者が見て感じたところだと、老舗ロイヤル・ドルトンはクラリスと同じような形のクロッカスを描きながら「優しい感情」「応援してるよ」がにじみ出るような手描きのクロッカスだった。
 同じ色使いながら、クラリスのものよりドルトンのブルーのクロッカスは数段美しかった。色が素晴らしい。流石ドルトンと感服しつつ、何故こんなに優しいんだろうと思ったものです。後で色々調べると、同じ地域にあった窯のクラリスは名陶ドルトンのアーチストとはとても親しく、先輩に彼女が教えを請うことも多かった。
 クラリスは職工として働くうち、才能を認められ、工場にクラリスの工房を与えられる存在になった。ドルトンは彼女を応援していた。だからここのアーチストは、クラリスの後輩と同じように「クラリスのクロッカス」を描いた。応援です。
 この時クラリス型クロッカスを美しく描いたのは大御所パーシー・カーノックではない。ワタシ、最近発見したんです。あの三角と丸のハンドルの「グラミス城の薊」で始まったアール・デコのシリーズで、あのクロッカスの描き様そのまんまの素晴らしい手描きを見つけたんです。2種ありました。これは取り寄せてから皆様にご紹介せねばなりません。
 多分、カーノックより以前からドルトンにいるベテラン・アーチスト。手描きしかない時代のヒト。

 ジェームス・ケント社のこのアーチストは多分男でその昔からの手描きを行うヒト。こんなんが花の絵か。カップの世界に抽象画を持ち込むな!「これがクロッカスだろうが」。そういう声がこのトリオから聞こえてきそうです。

 同じ「反発」の立場でしょうが、シェリーの場合は大変上品。このために作ったんじゃないかと思われる「イヴ」(Ive)と呼ばれる三角ハンドルの縦長カップと同じ三角ハンドルでもっとよく見る縦長カップ。少なくとも如何にもアール・デコというシェイプで、しかもずんぐりのクラリス・シェイプに比べて随分女っぽい優雅なスタイル。
 クラリスのクロッカスを延ばした不思議な形を薄めに仕上げ「女性向き」を強調。誰あろう、あの水墨画由来の「陰を付ける」シェリーのアーチスト第一人者。出品者は2種を確認しましたが、もっと作っていたかも知れない。
 正直言って、これもクラリスに勝っていました。勝ち方がえげつない面もあった。主要な販売先でクラリスのカップの流行拡大を防ごうという、シェリー社の意向と対策があってではないか。だからクラリスの花のシルエットを使いつつ、シェリー風にリライトした。
 後出しジャンケンだから勝つのは当たり前?しかしですね。こんなリライト方式でオリジナルを超えられるというのはなかなか考えられない結果です。この「陰付け作家」の力量は凄いと思いますよ。

 ウェッジウッドはクロッカス戦争を無視。アール・デコのペインターとして知られ、この頃はアート・ディレクターのヴィクター・スキレーンに師事してカップ・デザイナーとして活躍していた女流、ミリセント・タプリンはどうだったのか。参戦し、戦いたかったのではないか。
 スキレーンがなだめたのか。実はスキレーンはウェッジウッドで超若いアートディレクターとして採用される前、ガンガン手描き作を作りながら美術学校に長めに通っています。当然ウェッジウッド社としては来る時代に備え、この少年とも言える天才にアール・デコを学ばせようとしたわけです。年齢は近かったと思われますが、アール・デコのペインターとしてスキレーンに「デザイナー教育」を任せた。
 スキレーンのやり方というのは、アール・デコを全般のモチーフのアレンジに取り入れようという姿勢。一般の人が手にしてナンの違和感もない感じに、アール・デコ画法でカップの絵を「商品化」して仕上げるということだったはずです。究極は花の絵を模様化、マークにしています。1950年の「チャーンウッド」がウェッジウッドのパターン大増産の口火を切った。あれはスキレーン得意のシノワズリを非常に微妙にアール・デコ化した絵でした。
 スキレーンは手描き時代の終わりに黄色いオレンジを「クーペ」シェイプのカップに描いています。大きくも小さくもない、普通に丸い明るい黄色のオレンジ。これほど単純で素朴な絵はないのですが、なんとスッキリ爽やかなオレンジである。柔らかいのに切れ味アリという感じ。これがスキレーンのアール・デコかと感じました。 
 2000年は超えたときでしょうか。前に出品もしましたが、突然のように「シトロン」というミカンの絵のカップが登場しました。昔からウェッジウッドは果物をモチーフとした絵は使ってこなかった。何で現代のデザイナーが突然?という思いでしたが、いいなとは思いました。後で考えてみると、あれは大先輩のスキレーンを検証する意味を込めたミカンの絵だったわけです。1980年代以降のウェッジウッドのデザイナーが自分オリジナルのカップを作ることはまずアリマセン。全て昔扱われた伝統的モチーフなんです。「シトロン」のデザイナーはスキレーンのオレンジを知っていて、そのイメージを蘇らそうとした。皆様。これは決してワタクシの突拍子もない妄想というものではございません。

 少し強引にスキレーンまで話を引っ張って来てしまいました。終わりにいたしましょう。
 最期にしつこく付け加えると。同じ頃にロイヤル。アルバートがこの手描きによく似た「チューリップ」の手描きカップを作っています。出品者はこれも「クロッカス戦争」参戦組だなと思って、なかなかいいと評価しました。しかしなぜクロッカスから逃げたのか。
 ジェームス・ケントノコのクロッカスが先に出たのであれば納得できます。アルバートのアーチストもやれば似た絵になるでしょう。仲間のオールド・スタイルの後追いは出来ない。

 もう一つ。このカップの花壇の膨らみのところが、横線状に葉っぱの下部分の顔料が薄くなっています。これは傷と言うのではなく、電気釜に入れてカップの絵を乾かすうち、カップが枠か何かにくっついてその部分の顔料がこすれて薄くなった。これ、1950年代のウェッジウッドの電気窯に搬入のモノクロ動画を見ていて、ハハ~んと推測した次第。
 以上です。

 このトリオのサイズは次の通り。
 カップの高さ7.5cm、口径8.5cm。ソーサーとサイドプレートの直径はそれぞれ、14.5cm、16cm。
凸凹のソーサーとプレートのエッジを絵筆が飛んだように「適当に」塗ってあります。これがここの手描きの味であろうと考えたいところだが、アーチスト本人がやたら急いで塗ったように思えてならない。同じように腹を立てたアルバートの仲良しに先んじようとしたか。何れにしてもややオーバー・アクションのアーチストです。いい絵ですが。カッカしやすい短気なおじさんでしょう。

ジェームス・ケント
 家庭用陶器の総合メーカーであるオールド・フォーリー(ロングトン)は、ジェームズ・アロイシアス・ケント(1864年生まれ、1953年没)とバーカー&ケント社の5人の職人(アーノルド・ベネットの弟でモデラーのセプティマス・ベネットを含む)によって1897年に設立されました。ジェームズの4人の息子もこの事業に加わった。
 ジェームズ・ケントはフェントンのベイカーズ・ミルに陶工工場も所有していました。
1910 年、ジェームズ・ケントは、販売価格を規制する目的で設立された組織である United Earthenware Manufacturers' Association の会長を務めました。1911 年までに工場では約 300 人が雇用されました。
 ジェームズ・ケントは 1913 年に有限会社になりました。1953 年にジェームズが亡くなると、次男のフィリップ・フランシス・ケントが後を継いで会長に就任しました。同社は1981年にバイエル(英国)社(バイエル はドイツの多国籍化学・製薬会社)に買収されるまで、家族経営の企業として存続しました。
 1985年から1986年にかけて、陶芸家でありエンジニアでもあったモリス・ラッシュトンが事業を引き継ぎました。
 ラッシュトンとの提携は短期間で終了し、1987年にカウンティ・ポッタリーズPLC傘下となりました。
 1989年、カウンティ・ポッタリーズは、同社が所有していたカールトン・ウェアとジェームズ・ケントの名称にちなんで、カールトン&ケントに改名されました。
 同年、カールトン&ケントは破産手続きに入り、ジェームズ・ケントの事業はハディダ・ファイン・ボーン・チャイナ社の所有者であるMRハディダ社に買収されました。同社はJames Kent (1989) Ltd.に改名されました。
 1995年頃、ウェッジウッドは、隣接するオールド フォーリー ポッタリーで操業していたジェームズ ケントにフォーリー チャイナ ワークスの建物を売却しました。オールド・フォーリー・ポッタリーは2006年頃に取り壊され、会社はフォーリー・チャイナ・ワークスが運営しました。

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