
ケルト組紐細工のスターリングシルバー製イヤリング TE852
このイヤリングのデザインは、中央の大きな**オープンサークル(開いた円)の下部を、複雑に絡み合ったケルト組紐文様(ケルティック・ノットワーク)**が支える形をしています。
ケルト組紐(ケルティック・ノット):
意味: 永遠、無限、生命の絶え間ない循環(輪廻転生)、そして家族や愛の途切れない絆を象徴します。線が一本で始まりも終わりもないことから、時間や空間を超えた連続性が表現されています。
歴史: 5世紀頃に発展し、特に**『ケルズの書』**などのキリスト教写本や、巨大な石の十字架(ハイ・クロス)に装飾として用いられ、ケルト美術の頂点を築きました。
円形(サークル):
意味: 調和、全体性、無限を象徴し、結び目の「永遠性」をさらに強めます。
伝統: 古代ケルト人にとって円は太陽や宇宙のエネルギーを示す神聖な形であり、この文様が持つ保護や生命力の意味を完成させます。
文化的・用途的な意味(イヤリングとして)
イヤリングという形でこの文様を身に着けることには、以下のような意味合いが込められています。
永遠の誓いと魔除けのお守り: 「途切れない結び目」は、着用者への献身的な愛や友情、忠誠心を象徴しています。また、複雑な結び目のパターンは、悪意のあるエネルギーや災いを惑わせ、着用者を守る「お守り」としての役割も果たしてきました。
ケルトの遺産と誇り: ケルト組紐細工は、アイルランド、スコットランド、ウェールズといったケルト文化圏のアイデンティティを象徴しています。このジュエリーは、古代からの豊かな伝統へのつながりや誇りを表現するファッションステートメントでもあります。
内面の調和: イヤリングは耳元、つまり「頭」の近くに身に着けられることから、**精神(スピリット)と肉体(マインド/ボディ)**の調和や、知恵といった内面的な価値を象徴する意味も持ちます。
結び
このイヤリングは、単なる装飾品ではなく、「永遠に続く絆と保護」という力強いメッセージを携えた、数世紀にわたるケルトの精神性と美意識の結晶と言えます。
- サイズ: 直径0.62インチ(1.6cm)
- サイズ: 直径0.51インチ(1.3cm)
- 素材: シルバー925
Fantasia/ファンタジア/カタカムナ