東独のVEB Elektroakustik Leipzig社が、1960年代末頃にRFT銘で製造販売していた楕円フルレンジスピーカーユニット、RFT L6506の2本セットです。私自身が使っていた際に端子に付けたケーブルはそのままの状態で発送いたします。
■主な仕様
磁気回路:フェライト
外形:250 × 160mm
公称:6Ω / 6W
周波数レンジ:60〜14,000 Hz
重さ:775 g
人の声のような中音域が重要な用途、会議室の壁掛けスピーカーなどを中心に、PA用途に広く使われていたようです。RFTのIRS 12.5という型番の壁掛けスピーカーは、L6506を2台並列接続した構成だったようです。
国内海外を問わずDIYオーディオ向けのスピーカーユニットとして有名で、日本国内のサイトで見かけた4連発のトーンゾイレなどさまざまな活用例があるようです。
そのようなDIYオーディオ界隈では、L6506の音質は、ハイスピード・ナチュラル・軽やかな低域・威張らないけれど存在感のある中域、などと評価されているようです。
私自身は20リットル強の後面開放箱に入れて使っていましたが、明るく、朗々と歌い上げる音、というのが第一印象です。L6506と比べると、TelefunkenやSiemensの楕円フルレンジは音の密度が高いせいなのか内向的で、根暗な感じもして、なにやら東独と西独の社会体制の明暗を逆さにしたような風でもあります。
明るく歌い上げる、という独特の音の鳴り方は、同じ東独のSachsenwerkの一部のユニットでも感じたことがあり、EMIの楕円ユニット(別途出品させて頂いています)で聴けるニュアンスや空気感に富んだ中高域も含め、国によっていろいろで面白いところです。
今回の出品ユニットは程度も大変良く、音質には他にない魅力があり、DIYオーディオの基本パーツでもあり、ということで結構お気に入りのスピーカーユニットだったのですが、引っ越しに伴う荷物整理のため他の使ってないユニットと共に整理。ぜひ楽しく使っていいただける方にご落札頂ければと思います。
写真でご覧いただけるように、当時のTelefunkenの楕円フルレンジなどと同様、L6506もフレームは板金製です。このタイプのフレームの場合、板金の前面に厚手のフェルトなどが貼ってあり、バッフル板には背面から固定するのが標準的な取り付け方法となります。
バッフルへの取り付け時に大切なのは、ネジを強く締めてバッフルにしっかりと固定させようとしない、ということです。L6506のフレームは板金にしては頑丈そうにできていますが、所詮は板金のフレームですから精度を追求できる構造ではありません。フレームをしっかりバッフルに固定させると逆にフレームが歪んでしまい、場合によってはその歪みが原因でボイスコイルタッチが生じたりもしかねません。ネジ止めする際にはゴムやフェルトなどのワッシャを介し、ユニットを持ってずらそうとすると少しユニットが動く、という程度の緩さで取り付けるのが無難です。
写真をよくご覧いただき、よろしくご検討ください。
なお、円滑にお取り引きさせていただくため、恐れながらご入札いただいた方の過去の評価履歴を拝見させていただいております。落札者都合キャンセルがある方、悪い評価が3%程度以上ある方、気になる評価コメントがある方、などからのご入札については、お断りなくご入札を削除させていただく場合があります。よろしくご了承ください。