
古本 伊藤 亮太 ゼロからはじめる! お金のしくみ見るだけノート【100万部突破! 「見るだけノート」シリーズ】
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本の概要
【シリーズ100万部突破! 大人気「見るだけノート」シリーズ】
イラストでわかりやすくサクッと学べる“見るだけノート"シリーズ最新刊は、「お金のしくみ」です。
お金はどう世の中を回っているの? 老後までに必要なお金ってどれくらい?
ビットコインなどの仮想通貨ってどういうものなの? など
私達の生活に欠かせない、知っておくとためになるお金にまつわる知識が身につく一冊です。
伊藤亮太(いとうりょうた)
慶應義塾大学院商学研究科修了(専門は社会保障、特に公的年金、財政)。証券会社時代には社長秘書、営業、経営企画部門等に勤務。富裕層を対象としたセミナー企画やFX事業立ち上げ、投資顧問会社設立などに参画。2007年11月にスキラージャパン株式会社設立。資産運用や保険、年金に強いFPとして、数多くの執筆・相談を手掛けている。
大東文化大学や大阪証券取引所などで金融に関連する講演も多数行っている。
CFP(R)、第一種証券外務員、DCアドバイザー
### 本の要約
『ゼロからはじめる! お金のしくみ見るだけノート【100万部突破! 「見るだけノート」シリーズ】』(監修:伊藤亮太、宝島社、2019年刊)は、「見るだけノート」シリーズの人気作で、100万部を突破したロングセラーです。この本は、イラストと図解中心の「見るだけ」スタイルで、お金の基本的な仕組みをゼロからわかりやすく解説した入門書。金融や資産運用の専門用語を避け、視覚的にサクッと学べるのが特徴です。著者の伊藤亮太氏はCFP(Certified Financial Planner)資格保有のファイナンシャルプランナーで、証券会社経験を活かした実践的な視点が光ります。
#### 主な内容の概要(章立てベースの推定構造)本書は全6章程度で構成され、金融の基礎から実践的なライフプランまでをカバー。テキストは最小限で、イラストやフローチャートが90%以上を占め、1冊で1-2時間で読み終えられる設計です。主なトピックは以下の通り:
1. **お金の歴史と基本の仕組み**
お金がどう生まれたか、紙幣や電子マネーの裏側をイラストで説明。なぜお金が必要なのか、世の中でお金がどう回っているかをシンプルに描き、初心者が「お金の流れ」を直感的に理解できる。
2. **銀行・金融機関の役割**
預金、貸出、金利の仕組みを図解。銀行が「お金を増やしてくれる」理由や、インフレ・デフレの影響を、日常例(例: スーパーの値札)でわかりやすく。中央銀行(日銀)の役割も触れ、ニュースで聞く用語の謎を解消。
3. **投資と資産運用の基礎**
株、債券、投資信託の違いを比較表で整理。「貯金だけじゃ足りない理由」をデータで示し、リスクとリターンのバランスをイラスト化。NISA(当時の制度)を例に、税金の節約術を軽く紹介。
4. **老後・ライフプランの見積もり**
老後資金の目安(例: 2,000万円問題)をシミュレーション図で計算。収入・支出のバランス、保険の必要性をフローチャートで導き、家族構成別のシナリオを提案。
5. **家計管理と節約のコツ**
家計簿の作り方や、支出カテゴリの分類をテンプレート風イラストで。無駄遣いを防ぐ「見える化」のテクニックを、楽しく実践的に。
6. **注意点と未来の展望**
詐欺やリスク回避のポイントを警告イラストでまとめ、持続可能な資産形成のマインドセットを締めくくり。2024年の改訂版では、新NISAの詳細(非課税枠拡大など)が18ページ追加され、よりタイムリーにアップデートされています。
全体として、「お金が怖い・わからない」人を対象に、知識の土台を築く内容。専門書ではなく、エンタメ寄りの「ノート」形式なので、繰り返し見返しやすいです。
### 感想
この本、めちゃくちゃおすすめ! お金の本って難しそうなイメージがあるけど、これなら本当に「見るだけ」でスッと入ってくる。イラストが可愛くてポップで、まるでマンガ読んでるみたい。金融のプロである伊藤さんの監修が安心感を与えてくれるし、100万部突破も納得のわかりやすさです。特に、老後資金の計算部分が目から鱗で、「え、こんなに必要なんだ…」と現実を直視せざるを得なくなりました。読後、すぐに家計簿アプリをダウンロードしちゃいました(笑)。ただ、もっと深い投資戦略が欲しかった人は物足りないかも。でも、ゼロスタートの人には最高の1冊。2024年の新NISA版を買う価値あり! 星5つ満点で4.5。誰かに貸したくなる本です。