カーオーディオにおける車室内のダッシュボード上は、フロントガラスや内装パネルによる一次反射と二次反射が複雑に重なり、特に中高域で位相の乱れや音像のにじみが生じやすい環境です。
Sonar Acoustics Diffuserは、この問題を緩和するために設計された、多段ディスク構造の音響拡散アクセサリーです。
設置はまずはダッシュボード中央の奥側や左右のピラー根元等に設置頂くと特に効果が高いですが、お車の車内形状やスピーカーの設置位置(向き)等により最適な設置場所や効果は変わります。
◆ 多段ディスク構造による自然な拡散
・直径の異なる複数の円盤を段状に配置することで、反射エネルギーを複数方向へ分散。
・特定の周波数に集中しがちな反射を抑え、より均一で広がりのある音場再現をサポートします。
◆ 点頂構造による位相のランダム化
・最上部の円錐ポイントが、反射波を垂直方向だけでなく水平方向にも散らす役割を担います。
・これにより反射音がランダム化され、直接音との干渉を和らげ、定位感や音場の広がりに好影響を与えます。
◆ 車室内特有のガラス反射対策
・フロントガラスは高域を強く反射しますが、多段構造により音波が多方向へ拡散。
・その結果、例えばハイハットやシンバルなどの高域成分のギラつきやキツさ等も抑えられ、より聴きやすい音色につながります。
この形状は単なるデザイン性ではなく、反射角や到達時間差等といった要素を意識した合理的な構造です。
車内音響における反射の乱れを物理的にやわらげ、DSP調整やスピーカー性能がより活かされる環境を整えます。
聴感上では、ヴォーカル定位の明確化、楽器の分離感向上、左右の音場拡大といった効果が期待できます。
本製品は、中国で意匠登録されているオリジナルモデルをベースに、正規権利者とのパートナーシップにより素材やサイズ等改良を加えた特別仕様です。
単なる並行輸入品やコピー品とは異なり、素材や仕上げをブラッシュアップし、Audio Laboratoriaブランドの基準で新たに仕上げられた正規改良モデルとなります。
当製品は、ブランド独自の改良と国内サポートを加えた国内から安心して購入できる特別モデルとしてご提供しています。
安心してお使いいただける品質を備えた、一般流通にはない効果の高い特別仕様モデルをぜひお試しください。
サイズは約60mm(最大径)×41mm(高さ)です。