これまで「アダージョ」「アダージョI I」「ベスト101」などを聴いてきましたが、このディスクの魅力は次の4曲が収められているからです。マーラー:アダージェットドビュッシー:牧神の午後への前奏
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌワーグナー:イゾルデの愛の死録音は60年代から80年代にかけて。古い録音はSMH-
CDとはいえさすがに古さは否めないけれど、イエスキリスト教会の豊かな響きが聴けるのは嬉しいものです。
どれも美しく、自宅で職場で車の中でと、四六時中聴いていても飽きません。更に序曲などを聴くと、オペラ全曲を聴いて
みたくなる魔法にかけられます。カラヤン・マジックですね。ともかく、カラヤン美を堪能できる最高のディスクです
DISC 1
1.マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲/ヴォルフガング・マイヤー(オルガン)
2.パッヘルベル(ザイフェルト編曲): カノン/フランク・マウス(チェンバロ)
3.マーラー: アダージェット ― 交響曲第5番から
4.マスネ:想曲 ―歌劇《タイス》から/ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)
5.グルック: 精霊の踊り ― 歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》から/カールハインツ・ツェラー(フルート)
6.チャイコフスキー: 愛のテーマ ― 幻想序曲《ロメオとジュリエット》から
7.アルビノーニ(ジャゾット): 弦楽とオルガンのためのアダージョ/デイヴィッド・ベル(オルガン)、レオン・シュピーラー(ヴァイオリン)
8.グリーグ: ソルヴェイグの歌 ―《ペール・ギュント》第2組曲 作品55から
9.ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/カールハインツ・ツェラー(フルート)
10.ヴィヴァルディ: ラルゴ ― ヴァイオリン協奏曲集《四季》:協奏曲《冬》から第2楽章/ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン)
11.シベリウス: 悲しきワルツ
12.J.S.バッハ: G線上のアリア ― 管弦楽組曲 第3番 BWV1068からエア/デイヴィッド・ベル(オルガン)
DISC 2
1.オッフェンバック: 舟歌 ― 歌劇《ホフマン物語》から
2.ビゼー: アダージェット ― 《アルルの女》第1組曲から
3.グリーグ: オーセの死 ― 《ペール・ギュント》第1組曲 作品46から
4.ヴィヴァルディ: ラルゴ ― 2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV523から第2楽章/トーマス・ブランディス、エミール・マース(ヴァイオリン)、
オトマール・ボルヴィツキー(チェロ[通奏低音])
5.ヴェルディ: 歌劇《椿姫》第3幕への前奏曲
6.モーツァルト: ロマンス ― セレナード 第13番 ト長調 K.525 《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》第2章
7.シベリウス; トゥオネラの白鳥 作品22の2/ゲルハルト・シュテンプニク(イングリッシュホルン)
8.チャイコフスキー: エレジー ― 弦楽セレナード 作品48から第3楽章
9.プッチーニ: ハミング・コーラス ― 歌劇《蝶々夫人》第2幕から
10.ラヴェル: 亡き王女のためのパヴァーヌ
11.レスピーギ: シチリアーナ ― 《リュートのための古風な舞曲とアリア》第3組曲から
12.ビゼー: 歌劇《カルメン》第3幕への間奏曲
13.ショパン(ダグラス): ノクターン ― バレエ《レ・シルフィード》から
14.ヘンデル: アリア ― 合奏協奏曲 ロ短調 作品6の12 第3楽章
15.ワーグナー:イゾルデの愛の死 ― 楽劇《トリスタンとイゾルデ》から