■商品概要
明治期(1880年〜1910年頃)に日本で製作された、華やかな百花繚乱の花文様と夫婦鴨が描かれた薩摩焼のアンティーク飾り鉢です。
輸出用として製作された「里帰り品」で、豪華な金彩と盛上げ装飾が随所に施されています。
・製造年:1880年〜1910年頃(推定)
・製造国:日本
・ブランド:薩摩焼(源山)
・サイン(刻印):底部に金彩で「源山」銘あり
・サイズ(約):幅25.5cm × 奥行19cm × 高さ6cm
■コンディション
ヒビや欠けは見受けられず、金彩の状態も非常に良好だと思います。器面に描かれた花々や夫婦鴨の図柄も明瞭で、盛上げ装飾の立体感も美しく保たれています。光の加減で金彩がきらめき、上品な存在感を放ちます。
ごくわずかなスレはありますが、アンティーク品としてはとても良好な保存状態だと思います(写真をご確認ください)。
■商品説明
本品は、明治期に輸出用として製作された薩摩焼の飾り鉢で、日本国内に里帰りした貴重なアンティーク品です。
器の内側には牡丹や秋草など、季節の花々が百花繚乱のごとく描かれており、中央には仲睦まじい夫婦鴨が優雅に描かれています。
花文様や鳥の姿は金彩と盛上げによって丁寧に仕上げられ、手に取るとその立体感と細やかな筆致に驚かされます。
縁には幾何学文様が金彩で縁取られ、全体を引き締めるデザインとなっています。
裏面には「源山」と記された金彩銘があります。この「源山」は、明治〜大正期に輸出された薩摩焼作品に散見される銘で、特定の窯元ではなく職人または工房を示すものと考えられています。装飾の完成度から、当時の高い技術力を持つ職人による作品と推察されます。
インテリア性も高く、美術的な観賞価値を兼ね備えたおすすめの逸品です。
■ご留意点
・当店で扱っている商品は、すべて一度は人の手に渡った中古品です。100年以上前に製造されたアンティーク品も多く含まれており、わずかな擦れや色調の変化など、経年による風合いも含めてお楽しみいただければ幸いです。
・状態確認には万全を期していますが、見落としがある可能性もございます。写真を細部まで撮影しておりますのでご購入前にご確認ください。
・撮影に使用している皿立てなどの小物は付属いたしません。商品に専用箱がある場合は明記しておりますが、特に記載がない場合は付属しませんのでご了承ください。
・簡易運営のため、請求書・領収書の発行は行っておりません。お支払い画面やご購入時のメール履歴をご利用ください。
・恐れ入りますが、「まとめて取引」には対応しておりません。あらかじめご了承いただけますと幸いです。