■■ 出品概要 ■■
● 配送はせず引取り限定の出品ですのでご注意ください。
原則として落札後2週間以内の引取りでお願いします。
● 引取場所は横浜市都筑区の自宅近辺(川崎、青葉、都筑の各インターから車で15分程度)で、基本的に平日休日昼夜も含めて対応可能です。
当方はエレベーターがあるマンションで、台車の用意や車に載せるまでの補助は可能です。
渡す際はプチプチで軽く巻いた状態で渡す予定です。
(下の追加画像で背面と右側にオレンジ色の扉がある画像参照)
● 出品対象は画像1の QUAD ESL (ESL57)の中古動作品の美品の2台セットです。
● 音出しの動画を撮りました。
iPhone16の内蔵マイクなので音は期待しないでください。
また古いマンションということもあり、外からの騒音(車や風やセミの音)も少し聞こえます。
● 追加画像は1番下の商品説明の追加部分にあります。
● 現時点では何も問題は感じませんが、このあと半年なり一年なり継続的に使用していく中で何らかのトラブルが発生する可能性もあるので、入札する方はその点をご理解ご了解ください。
● 落札者さまに不愉快な思いをさせることのないように、記載した確認を十分に行なっていますが、個人出品ということもあり、到着から1週間以内に「当方が認める」大きな問題があった場合を除き、ノークレーム、ノーリターンでお願い致します。
● オークション終了時点から24時間以内の取引連絡、72時間以内の決済手続完了、受取時点から1週間以内の受取連絡と当方への評価の両方を行なって頂くことが取引の条件となります。
● 受取連絡も評価も無い場合は「非常に悪い」、受取連絡だけで評価が無い場合はその他の取引状況を踏まえて「どちらでもない」もしくは「悪い」とする予定です。
● 取引での特殊な要望は必ず事前に質問欄で相談願います。
■■ 出品対象物 ■■
● QUAD ESL 2台
シリアル44064 (青シールを貼った個体)
シリアル43186 (赤シールを貼った個体)
● 1台のサイズ・重量 (実測)
幅88cm 高89cm 奥行25cm
約18Kg
(落札者の希望があれば汎用品の電源コードを2本同梱します。こちらからは希望有無の確認はしませんので、必要な場合は支払い時までにナビにてご連絡ください)
■■ コンデション・特記事項 ■■
● 2010年に、当時QUAD ESL の修理で一部?の方では有名だった京都のサウンドポイント55より、整備済中古で入手しました。
今回確認したら店主の三村さんは残念なことに2019年に62歳でお亡くなりなったとのことで、店は休業状態でした。
● 整備の具体的な内容は入手当時聞いていたはずですが、記録を残していなかったこともあり、すみませんが全く思い出せません。
よって振動板やトランスの交換の有無等は分かりません。
● 入手して到着後の数時間は確認試聴しましたが、さすがにこの姿では家に置くと妻の目にすぐに留まるので、借りている空調完備のレンタル倉庫へすぐに移して今日に至る約15年間そのままでした。
(下の追加画像で背面と右側にオレンジ色の扉がある画像はレンタル倉庫内で、画像にあるプチプチで包んだ状態で保管してきました)
● 音は魅力的で特にボーカル生々しかったですが、ボーカルの定位が自分の顔よりも上であることがスピーカーに求める私の強い条件だったこたもあり、ESLでは特殊なスタンド等を用意しない限りその実現は無理な点がそのまま保管となった一番の理由です。
● 今回の出品にあたり、まずはスライダックで30分ほどかけて徐々に電圧を上げました。
その後は2025/7/12以降、複数日で合計で約16時間ほど通電し、うち半分ほどの時間は試聴し問題のない音だと思います。
音出しの動画を撮りましたのでよろしければご覧ください(冒頭のリンクより)。
● 低域に少し寄ったバランスの音質に感じます。
私の好みでは、プリアンプQUAD34の高低のバランスを変えるTILTレバーを一段階高域寄りでした。
(なお動画はTILTはフラットでの撮影です)
2台の音量差、音質差は少ないと感じますが、バランスコントール、トーンコントールができる機器との組み合わせがお勧めです。
● 約15年保管したままで、また電源も必要とするスピーカーのため、今回チェックする前はかなり心配でしたが、現時点では想像以上に良いコンデションでした。
現時点では何も問題は感じませんが、このあと半年なり一年なり継続的に使用していく中で何らかのトラブルが発生する可能性もあるので、入札する方はその点をご理解ご了解ください。
● 電源を必要とする静電型スピーカーです。
切替可能な電圧切替は110Vに設定されていますが、当方のマンションの102-107V程度の環境では特に問題は感じません。
購入時の店主説明も100Vでも問題ないとのことでした。
電源端子は3Pソケットで、初期の特殊なソケットから交換されたのか、ESL後期は3Pソケットになったようなのでそのままなのかは分かりません。
電源のオンオフのスイッチはありませんのでコンセントの抜き差し等になります。
電源を入れるとソケット上のオレンジ色のランプが点灯します。
● スピーカー端子はバナナプラグのみ対応です。
ダブルバナナ端子は端子間の距離が合わず使用できません。
● シリアル44064 (青シール)のESLは、電源を入れた直後からパネルから30cm程度に耳を近づけると聞こえる程度の小音量の雑音(主にサー音が中心で時々プツ音やキューン音が混じる)が聞こえますが、5分程度経つと聞こえなくなります。
購入時に店主から「1台は電源を入れた直後は少しノイズが聞こえるがすぐに消えます、トラブルを気にしなくても大丈夫です」という趣旨の話を聞いたことは覚えており、おそらくこのノイズについての話だったのだと思います
シリアル43186 (赤シール)の方は電源投入直後から静かです。
● 上記のノイズの件はあるにせよ、両スピーカーとも電源投入直後から動作は安定しています。
● トランス唸りの有無については、パネルの裏側に耳を近づけても私には聞こえませんでした。
ちなみに当方の家のコンセントだいたい102-107Vです。
● 外観
◯ 正面パネルの歪みや凹み等は2台とも私が気になるものは見当たりません。
◯ 赤シールの個体(シリアル43186)のパネルの天部(上部)に5mm程度の当て傷があり、パネルの下地の銀色が露出していました。それが反射してかなり目立っていたので黒マジックでタッチアップし目立たなくしました(画像10の中央左寄り部分)。
◯ 両脇の茶色木部フレームと3本の足は、目立つものは見えませんが、小さなキズや汚れはあります。
◯ 裏側の黒色木部フレームは画像撮影後に黒が剥がれた部分を黒マジックでタッチアップしました。
◯ 脚のぐらつきは現時点では特にありません。(赤シールの個体(シリアル43186)の正面向かって右の脚のぐらつきがありましたが、分解して木工ボンドとネジの締め増しをしました)
◯ 出品機の脚はネジ留めとボンド接着で約5×4×1cmの長方形の板にしっかり固定されており、その長方形の板が本体に木ネジで取り付けられています。
他のESLの底面の画像が見つけられなかったのではっきりしませんが、この長方形の板は後年に追加取付されたものと思います。
そう考える理由は、長方形の板で隠れている本体側に脚が差し込めるサイズの丸穴があったからで、オリジナルは脚を直接本体の丸穴に差込む仕様だったと思われます。
◯ 過去の出品画像やオーディオ店の画像などと今回見比べましたが、私の評価では美品だと思います。
● 過去の出品者がシリアル53056、53064のESLを、ESL-63proと並売されていた時期の製造となりESL-57の最終型と説明していたので、それが正しければ出品機のシリアル43186、44064 は比較的終わりの時期での製造と思います。
● 引取りにした理由
トラブル無く配送するのは難しそうなので、今回は配送なしの引取りとしました。
3本の脚は本体から取り外せば脚の破損トラブルは防げますが、木ネジなので留め外しの回数は最小限にしたいものです。
パネルはプチプチを厚くして段ボール片を貼り付ければ保護できそうですがか、丸ごと入る箱は用意出来ないので、プチプチで包むと1人での配達員が持つ場所をどうするか考え込みます。(ちなみに本体の背面上部中央に持ち手用の出っぱりがあります)
なお当方はエレベーターがあるマンションで、台車の用意や車に載せるまでの補助は可能です。
● 渡す際はプチプチで軽く巻いた状態で渡す予定です。
(下の追加画像で背面と右側にオレンジ色の扉がある画像参照)
● 当方は禁煙環境です。
またペットは過去も含め飼っていません。
■■ 参考情報 ■■
● 試聴機器
◯ CDP
・ADC CD-250XR
(オペアンプM5221、LME49860NA)
◯ プリアンプ
・QUAD 34
◯ パワーアンプ
・QUAD 306
◯ スピーカー
・QUAD ESL (出品機)
■■ 配送方法 ■■
● 緩衝材・封筒・箱、等は梱包要領を明記している場合を除き、基本的に再利用品となりますので予めご了解ください。
● 手渡しは、上に記載の期日までの連絡・決済とオークション終了後2週間以内での引取りが条件となります。
場所は横浜市都筑区(川崎、青葉、都筑の各インターから車で15分程度)で、基本的に平日休日昼夜も含めて対応可能です。
● の「まとめて取引」機能で依頼があれば、可能な内容なら同梱は基本的には応じます。
なお送料が出品者負担と落札者負担の落札が混在している状態では「まとめて取引」機能は利用できません。
■■ 取引での注意事項 ■■
● 新規IDでの入札はトラブルの可能性が高いため、原則として削除させて頂きますが、事前に質問欄で購入意思や事情等を連絡頂ければ考慮します(回答欄では回答しません)。
● 過去の取引でキャンセルの割合が高い方や出品者との揉め事が多い方は当方の判断で入札取消や追加入札できない対応を行うことがありますので、その際はご容赦ください。
気になる方で事前に質問欄で購入意思や事情等を連絡頂ければ考慮します(回答欄では回答しません)。
■■ ご参考 ■■
● 当方は2016年頃からやっと断捨離の境地になってきて、オーディオ・音楽の雑誌、約100台のオーディオ機器、1万枚近くありそうなCDなど、状態の確認ができ次第、順次出品していきますので興味のある方はアラートの設定を宜しくお願い致します。
● 直近の出品終了分は当方の評価一覧の出品分から、過去分は以下リンク先をご参照ください。
(2025年 7月 18日 22時 19分 追加) QUAD ESL 44064 青シール

(2025年 7月 18日 22時 20分 追加)QUAD ESL 43186 赤シール


(2025年 7月 18日 22時 29分 追加)以下は2008年頃のESLの出品の説明文ですが、使いこなしも含め、かなり詳しくとても参考になるので保存していました。今回の私の出品物とは全く関係ありませんので、くれぐれも誤解なきようお願いします。
クオード QUAD ESL-57 最終型完動美品ペアー
説明の必要が無いくらい有名なクオードのESL-57です。
現在3組所有してますので一番外観程度の良いと思われる最終型のESL-57を出品します。
このスピーカーよくノイズが出るとか絶縁が悪いとか言われますが実際には凄くシンプルで丈夫な構造です。
保護シートで覆われてますので本来中にゴミは入らないのでそれが原因で絶縁不良等にはならないです。
不良の多くは保護膜破れによるごみ混入が原因です。
ESL-57としては最終型でESL-63プロと並列で販売されていた時代の物です。
電源コードは3Pの標準的な物が採用されるようになり以前のような不便さが無くなってます。
全ユニット確認してますので今後もしばらくは問題なく御使用頂けると思います。
通常の使用においては普通のダイナミックスピーカーと全く同じように御使い頂けます。
オークションの出品や業者の説明だといかにも扱いがデリケートで寿命がある(短い)スピーカーのように誤解されてますが実はシンプルで壊れるとこが無いスピーカーなんです。
修理代も現行の代理店では非常識と思えるくらい高額な請求がなされてるようですが当方振動板ユニットのスペアーも確保しており今後の故障時の修理につきましても可能な限り安くあがるよう当方で御協力致します。
ESL-57はESL-63のように電極の剥離が起きない構造ですので誇り等混入による放電が主な故障です。
スピーカーの構造上そんなに強固な物では有りませんので持ち運びは気を付ける必要はあります。
また、過大入力にも気を付ける必要はあります。
通常の音楽再生では全く問題無いですがブーとかビーとかやるとアンプの出力が大きな場合振動板が破れてしまう事にもなりかねません。
この辺はどんなスピーカーでも一緒ですが耐圧が低いコンデンサー型ゆえ使用アンプの選択には御留意下さい。
このスピーカーのベストマッチはやはりクオードのⅡなのかもしれません。
大出力アンプを繋ぐ場合スピーカーピーカーコードにヒューズ等入れても良いかもしれません。
それらさえ気を付けていれば丈夫で長持ちなスピーカーです。
保護膜の破れさえなければ梅雨であろうが全く問題ありません。このスピーカーは元々湿気の多いイギリスの製品です。
振動板自体の寿命も短いみたいにコンデンサー型は思われがちですがエッジ等も無く振動板自体の寿命は非常に長いです。直射日光に晒されてる環境以外でしたら通常のコーン紙と同程度に持ちます。
皆さん保護膜を振動板と勘違いされてるようで古くなるとゆるゆるで音がどうとかの表現を良く耳にしますがその構造材質上破れてなければ全く問題ないピンピンに張った状態をキープしています。
同じコンデンサー型でも以前出品致しましたマーティン・ローガン等は振動板が剥き出しで空気清浄機の様な物で定期的に埃の掃除をしないとリークしたりしましたがクオードはそんな心配も要りません。
保護膜の表面には静電気に吸い寄せられた空気中の塵が堆積しますので古いESL-57等はその構造上簡単にはばらせませんので掃除などされた事が無く音通りが悪くなりボケた音になってる事が多いです。
最終型の元気なオリジナルESL-57の本来の音是非聴いてみて下さい。
ESL-57はクラシックだけに限らずJAZZでも大音量でなければその透明度と情報量でダイナミック型の追従を許さない素晴らしい音を聴かせてくれると思います。
ESL-63程の低音の量感は有りませんがそれでも元気なESL-57は良く低音も出ます。
低音の量感が少ないダンピングの悪い鈍い等は塵越しに聴いてるにすぎません。
私の手に入れたESL-57でも古い物は5mmにも及ぼうかという埃が堆積していた物も御座いました。
こんな状態のESL-57では確かに小編成のクラシック(バロック辺り)しか聴けないかもしれませんが状態の良い物はJAZZ,ROCKにおいてもハッとするようなリアリティー溢れる音を聴かせてくれます。
特に喉元まで見えるようなボーカル再生は他の追従を許さない絶品物です。
このスピーカーの評価の分かれるところはこんなところにあるのかもしれませんね。
中古ショップでもばらして掃除してる所なんかありませんので。
勿論到着時の正常動作は保障致します。
ESL-57としては外観も結構美品だと思います。
本当のESL-57の音聴いてみて下さい。
知識の無い方でも電源が要る以外は全く普通のスピーカーと同じように使って頂いて大丈夫です。
電気も電位だけで殆ど食いませんので通常繋ぎっぱなしです。
それが本来の使い方です。スイッチ等も付いておりません。
今ドイツでレストアーされてる新品再生品と比べて頂いても全く遜色ないと思います。
いや、こちらの方がオリジナルの振動板、トランスですので本来の音だと思います。
造る国が違えば音も変わります。特にトランス部の違いは大きいでしょう。
安かろう、悪かろうのジャンク出品ではありませんので安心して御入札下さい。
それゆえ安売りする気はありません。
宜しくお願い致します。
シリアルナンバーのお問い合わせが御座いましたので遅ればせながら掲載させて頂きます。
53056と53064の2本です。
質問1投稿者:soe***** (109)6月 21日 20時 33分
Q1 左右のシリアルナンバーは何番でしょうか?
Q2 ワンオーナー品でしょうか?
Q3 正規代理店のものでしょうか?
Q4 グリルが黒のものは脚も黒だったと記憶していますが,グリル交換等をされているのでしょうか?
Q5 修理履歴が判りますでしょうか?
回答1投稿者:jhoncyan2(266) (出品者)6月 21日 21時 12分
シリアルは今友人のうちに置いて貰ってるので後日見て貰います。これは2オーナー分です。正規品です。もう1セットこの色のを最終に自分で買った物も持ってますが足は同じですよ。黒の足なんて見た事ありません。電源コードが標準の六角のインレット型ですので元々クロのグリルしか無い筈ですよ。
質問2投稿者:kaw***** (20)6月 21日 21時 26分
ESLは設置するのに最低限のスペースはどの程度と考えればいいでしょうか?
57と63では狭い部屋8畳程度の場合はどちらが良いと感じられましたか?
バリリ四重奏団などのモノーラル録音にはやはり1台使用が 良いのでしょうか?
出品者さんの印象をお聞かせください。 よろしくお願いします。
回答2投稿者:jhoncyan2(266) (出品者)6月 21日 22時 13分
8畳あればどちらでもOKだとは思いますが、流石に箱物のように壁にベタ付けとはいきません。スピーカ自体は57の方が接近して聴くには良いような気もします。
1台で良ければ別個にゴールドパネルの古い奴ですが整備したのがあります。
もう一方がトランスがおかしかったので部品取りにしてしまったの半端で仕上げました。
御興味あるようでしたらメルアド入れて御質問下さい。
回答せずに直接メールさせて頂きます。
質問3投稿者:nek***** (24)6月 24日 3時 30分
はじめまして。質問します。
ACインレットの型をお教えいただけますか?
回答3投稿者:jhoncyan2(266) (出品者)6月 24日 10時 35分
説明文の中に書いてたと思いますが、古い丸型ではなく最近良く使われている六角の標準的なタイプの物です。
市販の電源コードがどれでも使えます。