6歳の少年が青年へと成長していく12年を追ったこの映画は、実際に12年間、ずっと同じキャストを撮影するという手法が用いられている。その、映画が撮影された2000年から2013年の間に、ラジオやTVで誰もが耳にした曲の数々が、サウンドトラックとして選曲された。Coldplayの「Yellow」、The Flaming Lipsの「Do You Realize??」、Gnarls Barkley「Crazy」、The Hives「Hate To Say I Told You So」、Vampire Weekend「One(Blake's Got A New Face)」など、その時代のヒット曲から、Paul McCartney & Wings「Band On The Run」やBob Dylan「Beyond The Horizon」と言った時代を超えた名曲も収録。一人の少年の「人生のサウンドトラック」だけでなく、一枚のコンピレーション・アルバムとしても大変魅力的な内容となっている。