
自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。ご理解頂ける方にご入札をお願い申し上げます。
読んだ人は、救われる!金や恋、人生など読者から寄せられた難問、奇問、珍問に、天才漫画家がズバッと回答。誰もが納得のおもしろ人生相談。泉谷しげる、立花隆、北方謙三らとの楽しい対談も収録。
「最近、“がん”でみんなと遊んでる」と赤塚、「がんマニアだな」と立川談志。みずからの病気さえも笑いのネタにして、人を楽しませることが生きがいという著者のサービス精神いっぱいの対談話や人生相談。その「恐るべき」回答は読者を驚かせ、そして深く納得させる。
目次
特別対談 「最近“がん”でみんなと遊んでる」「がんマニアだな」(立川談志;赤塚不二夫)
命より酒が大事なのだ!
男は死ぬまでキ○タマなのだ!
ホントの友達もウソの友達も友達なのだ!
人生対談 オレを弟子にしてくんないかな(泉谷しげる;赤塚不二夫)
生まれた時からバカなのだ!
人生対談 バカにこそ見える真実というものがあるのだ(由利徹;赤塚不二夫)
世の中けっこうマヌケなのだ!
人生対談 戦後日本はこれでいいのか!?(立花隆;赤塚不二夫)
マンガのために生きるのだ!
映画がおしえてくれたのだ!
人生対談 人生相談なんて役に立たないのだ!!(北方謙三;赤塚不二夫)
人生にオチはいらないのだ!
人生相談 だから、こんな人に人生相談しちゃだめだってばぁ!(前夫人登茂子;現夫人真知子)
レビューより
赤塚不二夫は、やはり並の人間ではない。発想は非凡だし行動はメチャクチャ。憎めない人だね。なんとか見習いたい。
自分にはこの仕事しかないって天職を決めて、そのために必死になることくらい楽しいことはないんだ。でね、これだって決めたら最後までやる。それが男としての最低のルールなの。前に野坂昭如が言ってたよ。「俺はできないことでも引き受けるが、最後につじつまを合わせる。それが人間だろ」この言葉気にいってんだよ。「やります」といった以上は、どんなことでもつじつまを合わせてやり抜くしかないんだってね。漫画家なんて、仕事自体がつじつま合わせの連続だからね。否応なく次々に締め切りがやってくるだろ。それをどうやってつじつまを合わせつつ間に合わせるかが才能であり、ちゃんとできるのがプロなの。言い訳する暇があったら、どうしたらつじつまが合うかもう一度じっくり考えてみろって言いたい。人生はつじつま合わせ!