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イヤな気分をうまく手放す気持ちの切り替え方―落ち込み・不安・怒りとつきあう心理テクニック 最上悠 (著)
仕事で大きなミスをしてヘコんでしまい、何もする気になれない。
友人や知人から言われたひと言が気になって、ずっとイライラしている。
失恋のショックから「自分は誰からも愛されないのだ」と落ち込む…。
こうした経験は誰にでもあると思います。そして、そういう気分が自分でも嫌なのに、なかなかそこから抜け出せないということも――。
では、イヤな気分をうまく切り替えるには、どうすればよいのでしょう?
実は、つらすぎる感情はダイレクトに働きかけて、消し去りにくいという特徴があります。
そこで、つらい感情に引きずられて、極端になった「考え」、萎縮してしまった「行動」、
そして「対人関係」を段階的に変えていくという、迂遠とも見える道をとるのです。
実はこれが、精神医学的にも効果があることがわかっているからです。
本書では、落ち込み・不安・怒りなどの実例に則して、イヤな気分をうまく手放す智恵と方法を精神科医がやさしく解説します。
目次
第1章 気持ちが落ち込んで、何もする気になれないとき(つらい気持ちを膨らませる「ファンタジー」;「過去」「未来」「現在」の視点で思いこみをゆさぶってみる ほか)
第2章 不安になって、何も手につかないとき(対処能力を高めれば、不安は消える;不安の克服も「小さなチャレンジ」から ほか)
第3章 「怒りやすい自分」を何とかしたいとき(過度な怒りは人生を生きにくくする;「こうあるべき!」という信念が強すぎないか ほか)
第4章 「こだわり」が邪魔して、前に進めないとき(信念は生きる力にも、悩みのもとにもなる;自分が感情的になる「NGワード」を見つけておく ほか)