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四季の女殺人事件 長編推理小説 1992年5月25日初版1刷光文社発行 （著）斎藤栄

タロット占いの名手・二階堂日美子は、高校時代の友人若山竜江の招きをうけ南国和歌山へ出かけることになった。事前に旅の吉凶を占ってみると、〈死神〉のリバースが出た。春夏秋冬、旅に出た日美子が、遭遇した四つの殺人事件をあざやかな推理で見事に解決! 旅情ただよう、日美子の推理傑作集!

【著者のことば】
日本は四季をさまざまに楽しめる国である。犯罪の舞台としても、春夏秋冬それぞれに巧妙なトリックを仕掛けられることは言うまでもない。それに加えて、東西南北にわたる旅路は、そうしたトリックを一層、変化あるものにしてくれる。
旅の好きな二階堂日美子が、この日本特有なTPOの中で、縦横に活躍する姿を描くことは、私の執筆プランにかねてからあった。
今回、そのプランが現実のものになり、こうして一冊にまとまって上梓できたのは、執筆の場を横浜から神戸へ移した一区切りの時だけにうれしい。

【もくじ】
春の紀州路で何を見た
夏の能登路に誰が待つ
秋の甲斐路の何処で死ぬ
冬の吉備路でいつ殺す

【著者紹介】
本格推理のトリックメーカーとして定評のある斎藤栄は、旅行が大好きで、最近では、旅情ミステリーの分野でも、数々の作品をものにしている。
旅の趣味が高じて、'92年4月から、執筆の場を神戸に移した。 横浜から神戸へと、二大港町を移り住んで、どんな作品が生まれるか、楽しみである。

【大きさ】
約17.5センチ×11センチ
199ページ

【状態】
×帯、色あせあります
×古いものですので、小口ヤケあります
→写真参照
パラパラと見ただけですが
カキコミ、アンダーラインなどは
見当たりませんでした

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仕訳No.黒にんトリンカファイブ