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カトリン・クリンクゾール＝ルロワ著、「シュルレアリスム　surrealism」 日本語版です。2006年12月、TASCHEN；タッシェン・ジャパン刊。96ページ、18.7 x 0.9 x 23.1 cm。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です。

★内容：　シュルレアリスムの代表的作品を紹介する決定版。シュルレアリスムとは、造形芸術や近代文学における一つの傾向で、第一次世界大戦後のバリに出現した。シュルレアリストは、正常と幻想の境界ばかりかロジックも取り除こうとし、これによって意識下の力を使った自由な連想により、より良い世界を築こうとしている。その絵の特徴は、空間的、有形的な画法と、細部が写真のようにシャープな点で、最近とみに話題となっている。　本書に収録している作家：　ハンス・アルプ、マックス・エルンスト、メレット・オッペンハイム、ジォルジオ・デ・キリコパウル・クレー、アルベルト・ジャコメッティ、サルバドール・ダリ、イヴ・タンギー、ポール・デルヴォーパブロ・ピカソ、ブラッサイ、ハンス・ベルメール、ルネ・マグリット、アンドレ・マッソンマッタ、ジョアン・ミロ、ウィフレド・ラム、マン・レイ

　「シュルレアリストの最も単純な行為は、拳銃を手に通りに出て、群衆に向かってできるだけ無差別に撃ちまくることだ。人に屈辱感を抱かせ無能化する現行の歪んだ社会制度に対してこのような方法で決別したいと思ったことが一度もない者は、明らかに自分自身がこの群衆に属しており、それも弾の飛んでくる位置に自らの腹を見せているのだ」　（アンドレ・ブルトン；　1924年に「シュルレアリスム宣言」を起草し、シュルレアリスムを創始した詩人・文学者）　

★著者、カトリン・クリンクゾール＝ルロワは1958年生まれ。レーゲンスブルク、ボン、パリで芸術史、考古学、ドイツ文学を学ぶ。博士論文のテーマは、大いなる世紀（ルイ14世の治世期；17世紀）における芸術家の肖像画。1994年以降、ミュンヘンのバイエルン州立絵画コレクションでフリッツ・ヴィンター財団のキュレーターを務めている。展示会や出版物に関しては、20世紀芸術を専門にしており、ライオネル・フェイニンガー、ロヴィス・コリント、フランツ・マルク、ブラウエ・ライター（青騎士）に関する著作があり、中でもパウル・クレーに特に造詣が深い。

★編者、ウータ・グロゼニックは1960年生まれ。ケルン在住。フリーライター兼編集者。タッシェン社では『Art at the Turn of the Millennium』 （1999年、ブルクハルト・リームシュナイダーと共同編集）;『Women Artists』 （2001年）:『ART NOW』（2002年、ブルクハルト・リームシュナイダーと共同編集）:『Bttner』（2003年）を編集。2004年より同社で本シリーズの編集を担当。

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