ジェーンフォンダ主演の幻のセクシーSF!「バーバレラ」DVD版 サントラセット!
往年の方々ならこのタイトルを知っているだけでもSF映画愛好家の仲間入りができたという、知る人ぞ知る名作(迷作?)
「バーバレラ」です。
今回は、日本未発売だった貴重なサントラCDもセットにしました。
「バーバレラ」DVD版
この映画は、1968年(昭和43年)に制作されました。
昭和43年といえば、まだまだモノクロフィルムで撮影された作品があった時代でもありますが、
テクニカルカラーの超大作になっています。
主演はあの美人女優、ジェーン・フォンダ。
「惑星バーバレラ」として覚えている往年の方々も多いのではないでしょうか?
"バーバレラ"は主人公の名前なのですが、
当時の日本文化の認識としては、惑星の名前だと思ったのでしょうね。(笑)
たしかに、日本人の感覚としてはとても人の名前のように聞こえませんよねー。
「バーバレラ」は日本でも公開されたのですが、セクシー路線のSFでしたので年齢制限が付きました。
・・と、今では普通に流れで解説できるのですが・・とんでもない事です。
年齢制限の映画だからという事ではありません。セクシー路線のSFというのがスゴいんです。
SFというのは当時、未知の世界への冒険モノか、未知の生物が人間を襲う恐怖のホラーモノか、ロボットとかが出てくる未来のテクノロジーモノくらいでしたので、
セクシーな女性がセクシーなデザインで登場するSFというのは、とんでもなく新しい発想だったんですよねー。
この「バーバレラ」は、後のSF作家たちに大きな衝撃と影響を与えた作品でもあるワケです。
「スペースアドベンチャー コブラ」でお馴染みの寺沢武一も大いに影響されたそうです。
さらにこの「バーバレラ」は、別の角度からも衝撃的だったようです。
それはあのジェーン・フォンダが主演した事。
ジェーン・フォンダといえば、
名優ヘンリー・フォンダのご令嬢ですし、あのピーター・フォンダのお姉さんでもありますし、やはり何といっても可憐な美人女優で日本のファンも大勢います。
「9時から5時まで」「帰郷」「チャイナシンドローム」「世にも怪奇な物語」などなど、名作に出演している名女優のイメージが強いですよね。
そのせいか、
彼女のファンですから、まさかSF映画に出演していたなんて知らなかった。という人も少なくなかったそうです。(笑)
しかも、あんなセクシーな感じで・・
物語は・・、
いきなりバーバレラ(ジェーン・フォンダ)が宇宙服を脱ぐトンデモシーンから始まります。
オープニングからのお色気だけではありません。
バーバレラが宇宙服を脱ぎ捨てていく度に、そこからオープニングタイトルのテロップが飛び出したような演出が施されています。
映画製作にコンピュータを使用する現代であれば、別に驚きもしない映像表現なのですが、
この時代にやってのけている事から、当時の技術スタッフの中には"どういう技法を使っているのか?"と尊敬の目で見られるほどのアニメーション合成だったそうです。
当然ですが、日本ではほぼ不可能な技法でした。
そんな素晴らしいオープニングでもあるのですが、セクシーシーンだった事から、テレビ放映時にはカットされる事が多かったですよねー。(笑)
ストーリー内容は、
遠い未来。
人類は宇宙に進出して開拓を続けていた。
宇宙に視野を広げたせいか、いつしか人類は争う事をやめ、自然多発的に恒久平和が訪れたのである。
有能な宇宙航海師であるバーバレラは宇宙連邦の大統領から特命を受ける。
それは、デュランデュランという科学者を探し出す事。
彼の思考はマッドサイエンティスト寄りで、もはや必要も無くなったはずの広範囲電磁兵器を開発してしまった事で、連邦政府の管理下に置かれた人物だったのだが、
宇宙航行中に消息を絶ったらしい。
バーバレラはその科学者の生命反応識別装置と武装兵器を転送してもらい捜索に向かった。
ところが超光速移動中、宇宙嵐に遭遇しバーバレラの宇宙船はタウセティ星系の16番惑星に不時着してしまう。
幸いな事にその星は地球人の生存に適した環境だったため、船外に出ても問題はなさそうだ。
最初に出会ったのは子供たちである。
しかし、この星での子供は完全なる性悪説で、他種族を傷つけて弄ぶようなとんでもない野蛮な存在だった。
そのため、物事が理解できるようになるまでは人間としての扱いもされない。
さっそく子供たちにいたぶられるバーバレラだったが、偶然現れた大人に救われる。
任務遂行中の自分を救ってくれたのだから、連邦政府から報奨が出るので、リクエストがあれば言ってほしい。と聞くと、
"キミとイイ事をしたい"とムチャ振りしてきた。
・・しかしバーバレラはあっさりOK。
進化をし続けてきた人類にとって、もはや男女の営みとは肉体を重ねるような危険で非科学的な行為ではなくなっいたからだ。
化学物質で作られたピルをお互いに摂取して手を合わせるだけ。
だが、この星に住む彼らはまだ旧世代の行為をしていた。
それはそれでバーバレラは、やった事も無い行為に興味本位で承諾。
そんな、野生を失った何も知らない無垢な人類のひとりであるバーバレラが、様々な種族に会い、探求心とセクシー?を武器に無謀な冒険を繰り広げる、大スペクタクルファンタジー。
って感じで進行していきます。
本編は、シネマスコープのノートリミングサイズで収録されています。
しかも、うれしいニュープリント版です。
さらに予告編も収録。
「バーバレラ」サウンドトラックCD版
この映画は音楽も先進的でした。
SF映画というと、たいていはオーケストラバックのものが普通だった時代に、ポップなミュージックで全編を彩った画期的な作品でもありましたよね。
この当時ですので、映画は当然モノラル音声なのですが、サントラはステレオです。
日本でも主題歌シングルレコードが売れましたよねー。
このCDは、
サントラレコードの曲目に加え、さらに5曲を追加した特別版です。
さらにさらに、放映当時のラジオCMも3種類収録したマニアも喜ぶ内容になっています。
さらにさらに、表紙を広げるとバーバレラ(ジェーン・フォンダ)の貴重なピンナップになっています。
以上、
ファン必須のサントラセットですので、
ぜひ一度楽しんでみてくださいね。
余談ですが、
個人的には、"DVD"か?"BD"か?と尋ねられたら、自分はDVD派だ!と即答しますね。
DVDもBDもビデオCDの進化系なのでMPEG方式で記録されているのですが、BDには期待していただけにガッカリさせられました。
ビデオCDの画面を少し大きくしてフレーム数を増やしたのがDVDですよね。これによって画面が少しキレイになって動きもスムーズになった事で、ようやくそれまでのアナログ映像に近付いた感じでした。
BDは?というと、テレビ画面がブラウン管から液晶に変わり、さらに大型化した事で、大きな画面に耐えられるクオリティを。という事で、1080HD画面、4K画面、8K画面となった感じです。
つまり、画面が大きくなればMPEG動画ファイルも大きくなるワケで、それで大容量のBDになったみたいな説明でした。
たったそれだけ??と思いましたねー。
新しい映像圧縮技術ができたとか、これまでにない映像記録方式が開発されたワケではなかったみたいで残念でした・・。
ちなみに画面の鮮やかさやクオリティの高さは、単純に映像編集装置の進化によるもので、HD画面だから。4K、8Kだから高鮮彩な。というワケではないですからね・・。
よく、DVDやBDはLD(レーザーディスク)の進化系。みたいな言われ方をされたりしていますが、
アナログファンからすれば、レコードとLDの後継機はまだ世の中に存在しない。という見解のようです。個人的にもそう思いますね。
LDはアナログで記録された光ディスクです。アナログ画面のメリットは画面情報を全て収録できるところと、画面の大きさを気にしなくていいところですね。
デジタルだと画面を大きくすれば、ドットやモザイクが見えてしまい見づらい画面になりますが、アナログはどんなに画面が大きくても少しぼんやりするだけです。
ただ、レコードやLDをそれなりの高品質で堪能しようとすれば、それなりの機材や装置が必要ですよね。
デジタル機器は、プレーヤーなどの再生機とテレビモニターなどの出力機器を接続するだけでも、そこそこのクオリティで楽しめるようにというコンセプトで作られた規格でした。
最初の民間デジタル機器は音楽CDですかね。
音楽CDも、レコードの進化系だと思われがちですが、どちらかといえば質的にはカセットテープの進化系にあたります。とてもレコードの情報量にはかないませんからねー。
画像編集についても最近は、"BD"とか"HD画質"とかいう感じで、やたらと画面がクッキリ、ハッキリ、シャープになっていたりして、なんだかいろいろやり過ぎ感がありますよねー。
当時の作品のほとんどがフィルムで撮影されています。当時の撮影機材とフィルムで、そんなに高精細な画面が記録できるはずがありませんよね。
特に画面がパンしたりスクロールする場面では、やたらとキレイに画面がスライドして気持ち悪いくらいです。
エンディングテロップなんてほとんどが作り直している感じがしますし・・。
中には昔のフル画面(4:3画面)の画郭の上下をトリミングして、現代のワイド画面に合わせた画面にして出ている作品もあるようです。
生フィルムを見た人がいたら分かると思いますが、そもそもフィルムの画郭が4:3なのですから、シネスコ版のようにスクイーズで横幅を縮めた縦長画面で撮影していない限り、4:3がフル画面なんですよね。
せっかくお小遣いを使ってビデオソフトを入手するのですから、画面の上下を切って4:3を16:9にして"ワイド画面"とかいって出ているようなビデオソフトはあまり欲しくないですよね。やっぱりノートリミングで全て見たいものです!
それに、できれば余計な画像編集とかもせずに、オリジナルに記録されたままをビデオディスク化してほしい。というのがコレクターはもちろん、当時の作品の映画やアニメ、特撮、ドラマなどを楽しみたい人たちの共通の気持ちではないでしょうか?
LDはもちろん、DVDの初期時代のソフトにはそのような加工技術があまり発展していなかったので、ありのままを記録した作品が多く、安心して鑑賞できますよね。
ちなみに、劇場版の作品でもフィルム時代は4:3撮影しているものが多くあるんですよね。
海外の映画で"ビスタサイズ"の作品をLD版(ワイド版ではないもの)とDVD版やBD版の画面を比較してみてください。
ほとんどの場合、LD版の方が上下に多く映像が記録されていますよ。
サントラについても少し余談を・・。
サウンドトラックには大きく分けて音楽集とBGM集の2種類がありますよね。
BGM(バックグランドミュージック)というのは、実際にアニメや映画などのシーンに使用されたままの音楽を言います。
多くの場合、音楽には決まったタイトルや題名が無く、M-1、M-2、S-1、S-2・・って感じで記号を付けて録音します。
音楽も作曲者のイメージがほとんど反映されず、画面のシーンに合うようにテンポを調節したり、演奏時間を調節したりしたものです。
よくあるサントラ盤は、BGM集ではなく音楽集の方が一般的ですよね。
音楽集というのは、物語の中で使用された音楽を作曲者や演奏者などの手で、ちゃんとした1曲の音楽に構成し直して、サントラ盤を作るためだけに演奏し直したものを収録したアルバムの事です。
ですからサントラを聴いて、"あれっ?実際に物語の中で演奏されている曲の感じと少しニュアンスが違う"と思った事がある方も多いと思います。
中には"ドラマの中で演奏したままの曲を収録してほしい"と感じた方も少なくないのでは?
ですが作曲側や演奏側からすれば、BGM集を出す方が屈辱的なんですよねー。
本当はそんなテンポの曲じゃないのに、画面の時間に合わせてテンポを変えたり、途中でカットしたり、楽器を足したり減らしたり・・と、
さんざん適当にイジった曲をアルバムに収録するなんて、とても耐えられないんですよねー。
これは日本だけでなく、海外のサントラもおおよそそんな感じです。
さてさて、余談はこのくらいにしまして、
この商品はいわゆるワンオーナーものです。
商品内容は、
DVDが、ケース、解説紙、ディスクの3点です。
ケースの状態は、キレイな感じだと思います。
解説紙の上体は、目立った損傷なども見当たらずキレイな感じだと思います。
ディスクの状態は、目立った使用感もあまり気にならず良い程度だと思います。
CDが、ケース、解説書(兼表紙)、ディスクの3点です。
ケースの状態は、キレイな感じだと思います。
解説紙の上体は、目立った損傷なども見当たらずキレイな感じだと思います。
ディスクの状態は、目立った使用感もあまり気にならず良い程度だと思います。
※なお、この商品はソフトウェアですので、その性質上、返品、返金、交換などは応じる事ができません。ご了承ください。
※注意1 こちらは週に1~2度程度しかチェックできない環境です。そのため商品の発送には1週間以上かかるかもしれません。あらかじめご了承の上、取引きください。
それと、配達業者指定や代金引換などの特殊な発送方法、配達日の指定や配達時間の指定などにも対応できませんのでご了承ください。
※注意2 商品の発送まではできるだけ大切に管理しますが、発送後または発送途中に何らかの事故やトラブルがあった場合は責任を持つことはできませんので、配達業者との対応をお願いします。
また、当然ですが規定の通り、日本国外への発送はしませんのでご了承ください。
※注意3 大切にして頂ける方、楽しんで使用して頂ける方、価値の分かる方に取引してもらえたら。と思っていますので、健全なオークションを推進するためにも、「安く買って高く出品」などの転売目的での利用の方はご遠慮ください。
※注意4 商品の状態などは、あくまでも個人的な私見によるものです。
商品の状態を詳しく気になってしまう方、梱包状態などに神経質な方などの取引きも、ご要望には添えそうにありませんので、ご遠慮ください。