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横溝正史が生前に選んだ自作ベスト作品を全7巻に収録。 あわせて当時の資料や関連文章を付録として多数収録した充実の作品集です。 ファンなら持っていたいシリーズです。 カバー・帯付き。状態もよくほとんど読まれていない状態です。詳細は写真でご確認ください。 ◇ 横溝正史自選集(1)『本陣殺人事件/蝶々殺人事件』 帯文『横溝正史が生前自ら厳選した傑作集！ 日本に本格探偵小説を根付かせた歴史的名作の愛蔵版。 金田一耕助初登場時の付録や回想等、稀少資料を多数収録！』 ［収録作品］ 　・本陣殺人事件 「宝石」昭和21年4月号～12月号(初出) 　・蝶々殺人事件 「ロック」昭和21年5月号～昭和22年4月号(初出) ［付録資料］ □本陣殺人事件 　・ 探偵小説への饑餓(「宝石」昭和21年4月号) 　・ 初刊本・あとがき(青珠社『本陣殺人事件』昭和22年12月) 　・ 「本陣」「蝶々」の頃のこと(「推理小説研究」7号 昭和45年12月) 　・ 途切れ途切れの記10 終戦の詔勅で、「さあ、これからだ…」 (講談社月報10 第2巻『仮面劇場』昭和45年10月) 　・ 「本陣殺人事件」由来 (「真説金田一耕助・26,27」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年3月6,13日) 　・ 一人の金田一耕助の死 (「真説金田一耕助・20」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年1月23日) 　・ 横溝編集長の頃　城昌幸(「幻影城」昭和51年5月増刊号「横溝正史の世界」) 　・ 本格探偵小説への転機-「本陣殺人事件」の前後-(「問題小説」昭和48年8月) □蝶々殺人事件 　・ 蝶々殺人事件に就いて(「ロック」3号昭和21年5月号) 　・ 蝶々殺人事件　五百円懸賞(「ロック」4号昭和21年6月号) 　・ 蝶々殺人事件　懸賞当選発表(「ロック」10号昭和22年4月号) 　・ 「蝶々殺人事件」あとがき(「新探偵小説」昭和22年7月) 　・ 「蝶々殺人事件」縁起 (「真説金田一耕助・35,36」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年5月8,15日) 　・ 「ロック」創刊の頃　山崎徹也(「幻影城」昭和50年12月号) 　・ ピンチ・ヒッター(「日本探偵作家クラブ会報」昭和37年6月) ［解説］　浜田知明 ◇ 横溝正史自選集(2)『獄門島』 帯文『極美の連続殺人を描いた横溝文学の頂点！ 公式「獄門島要図」、初公開「著者の家族が明かす数々の新事実」を収録！』 ［収録作品］ 　・獄門島 「宝石」昭和22年1月号～昭和23年10月号(初出) ［付録資料］ 　・ 作者の言葉(「宝石」昭和21年12月号) 　・ 初刊本「あとがき」(岩谷書店『獄門島』昭和24年5月) 　・ 「獄門島」懐古I (「真説金田一耕助・40」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年6月12日) 　・ 「獄門島」懐古II (「真説金田一耕助・41」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年6月19日) 　・ 特別座談会「父・横溝正史を語る」その1 戦時中から岡山疎開まで 出席者:横溝亮一(長男)・高松宜子(長女)・野本瑠美(次女) 聞き手:浜田知明 ［解説］　浜田知明 ◇ 横溝正史自選集(3)『八つ墓村』 帯文『32人殺し…呪われた村の新たなる惨劇！ 「八つ墓村」懐古録群+家族が明かす驚きの真実 「父・横溝正史を語る～その2」併録!!』 ［収録作品］ 　・八つ墓村 「新青年」昭和24年3月号～昭和25年3月号 　＋「宝石」昭和25年11月号, 昭和26年1月号(初出) ［付録資料］ 　・ 「作者の言葉」(「新青年」昭和23年12月号) 　・ 「思いつくまま」(探偵作家クラブ会報48号,昭和26年5月) 　・ 「八つ墓村」考I (「真説金田一耕助・42」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年6月26日) 　・ 「八つ墓村」考II (「真説金田一耕助・43」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年7月3日) 　・ 「八つ墓村」考III (「真説金田一耕助・44」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年7月10日) 　・ 特別座談会「父・横溝正史を語る」その2 家族人としての横溝正史 出席者:横溝亮一(長男)・高松宜子(長女)・野本瑠美(次女) 聞き手:浜田知明 ［解説］　浜田知明 ◇ 横溝正史自選集(4)『犬神家の一族』 帯文『空前の横溝ブームを巻き起こした代表的名作！ 著者本人による回想、映画版への寄稿、 担当編集者が熱く語る横溝秘話(新稿)等も収録した決定版！』 ［収録作品］ 　・犬神家の一族 「キング」昭和25年1月号～昭和26年5月号(初出) ［付録資料］ 　・ 作者の言葉(「キング」昭和24年12月号) 　・ 品より面白く(「講談倶楽部」昭和26年7月号折込広告) 　・ 原作者の言葉－意図を果たす (講談社昭和26年7月配本分巻末広告) 　・ 犯人は誰？大懸賞募集！ (「キング」昭和26年4月号「雪の雪ヶ峰」の章の末尾に掲載) 　・ 探偵小説の構想(「宝石」昭和26年10月号,部分掲載) 　・ 「犬神家の一族」について(映画パンフレット昭和51年10月) 　・ 「犬神家の一族」の思い出 (「真説金田一耕助・8」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和51年10月24日) 　・ 『犬神家の一族』連載の頃 雑誌「キング」編集者(元講談社取締役)斎藤稔氏に聞く ［解説］　浜田知明 ◇ 横溝正史自選集(5)『悪魔が来りて笛を吹く』 帯文『没落貴族を震撼させる悪魔誕生の禁忌(タブー) 著者へのロングインタビュー「日本推理小節界の支柱」 (昭和37年)をはじめ、初刊本時の資料や回顧録を特別収録！』 ［収録作品］ 　・悪魔が来りて笛を吹く 「宝石」昭和26年11月号～ 昭和28年11月号(初出) ［付録資料］ 　・ 「探偵小説の構想」(「宝石」昭和26年10月号,部分掲載) 　・ 「初刊本あとがき」(岩谷書店, 昭和29年5月) 　・ 「私のベスト10 第6位」 (「真説金田一耕助・19」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年1月16日) 　・ 「悪魔が来りて笛を吹く」 (「真説金田一耕助・50」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年8月21日) 　・ 「日本推理小説界の支柱」ある作家の周囲その10 (「宝石」昭和37年3月号) ［解説］　浜田知明 ◇ 横溝正史自選集(6)『悪魔の手毬唄』 帯文『鬼首村、狂おしいまでの見立て殺人の宴 「宝石」元編集長大坪直行、講談社元編集長原田裕インタビュー 「戦後探偵小説の歩み」初公開！』 ［収録作品］ 　・悪魔の手毬唄 「宝石」昭和32年8月号～ 昭和34年1月号(初出) ［付録資料］ 　・ 『人を殺して名をのこす』作者の言葉(「宝石」昭和32年5月号) 　・ 「お詫び」(「宝石」昭和32年6月号) 　・ 「再度のお詫び」(「宝石」昭和32年7月号) 　・ 「悪魔の手毬唄」の楽屋話(「宝石」昭和34年2月号) 　・ ＜悪魔の手毬唄＞(「宝石」昭和37年3月号 インタビュー「ある作家の周囲」) 　・ 特別インタビュー「戦後探偵小説の歩み その1」 ［解説］　浜田知明 ◇横溝正史自選集(7)『仮面舞踏会』 帯文『有名女優を巡る殺人惨劇、軽井沢にて開幕 構想から十数年…幾多の中絶を経て、横溝リバイバルの中で完成した 著者渾身の巨篇！ インタビュー「戦後探偵小説の歩み/その2」収録！』 ［収録作品］ 　・仮面舞踏会 「宝石」昭和37年7月号～ 昭和38年2月号(第8回で中絶) 　講談社 『新版横溝正史全集17 仮面舞踏会』 　(昭和49年11月, 書下し刊行) ［付録資料］ 　・ 「作者のことば」(「宝石」昭和37年6月号) 　・ 「一杯亭綺言」(「小説推理」昭和49年8月増刊号) 　・ 「私のベスト10 第7位」 (「真説金田一耕助・19」毎日新聞日曜くらぶ, 昭和52年1月16日) 　・ 「金田一耕助との対話」(「朝日新聞」昭和54年6月30日) 　・ 特別インタビュー「戦後探偵小説の歩み その2」 ［解説］　浜田知明