
高野素十(たかの すじゅう、18931976)は、日本を代表する俳人であり、医学博士でもありました。本名は高野与巳(よしみ)。
基本プロフィール
生年月日:1893年3月3日(茨城県北相馬郡山王村/現・取手市)
没年月日:1976年10月4日(神奈川県相模原市)
学歴・職歴:
東京帝国大学医学部卒(1918年)、法医学・血清学を専攻
新潟医科大学助教授・教授(1932年~)、医学博士(1936年)
1953年に定年退官後、奈良県立医科大学で教鞭を執り、1960年に退職
俳句活動
師事・活動拠点:
大学院時代に高浜虚子に師事。1923年には「東大俳句会」で投句を開始、『ホトトギス』誌上で初投句から4句が入選し注目を浴びました
「ホトトギスの4S」:
山口誓子・阿波野青畝・水原秋桜子と共に、「四S」の一人として知られる存在に
句誌主宰:
1957年、俳誌『芹』を創刊・主宰。以前は『桐の葉』の選者をつとめました
作風の特徴
純客観写生派:
虚子の「客観写生」を徹底的に実践し、眼前の自然を簡潔で即物的に表現。省略と単純化の技巧に優れ、近景描写に特化した句を得意としました
例句:
「空をゆく一とかたまりの花吹雪」
「ひつぱれる糸まつすぐや甲虫」
「方丈の大庇より春の蝶」
「甘草の芽のとびとびのひとならび」
主な作品と句集
主な句集:
『初鴉』(1947)、『雪片』(1952)、『野花集』(1953)、『素十全集』(1970)
その他:『空』など、多くの作品が後世に伝えられています
終焉と顕彰
1976年、83歳で逝去。墓地は千葉県君津市・神野寺にあります
彼の故郷・茨城県石岡市などでは、萎れゆく田園風景と霞ヶ浦湖畔を訪ねる文化コースが設けられるなど、地域文化としても記憶されています
表具寸法(軸先含む)★約49×198
本紙寸法★約32×130
・細かいシミ、ヤケ、折れがあります。
・掲載画像と実物では、若干の色味の違いが生じる事がありますが
ご了承くださいませ。
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また、定期的に強度が低下していないか確認する事をお勧め致します。
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