鎌倉時代の珍しい意匠の

古瀬戸長頸花瓶です。

瀬戸は日本で初めて施釉が

始められたとされ

中国との深い影響があり

宋(日本の鎌倉時代ごろ)の

時代には中国陶器を手本に

木ぶし粘土や蛙目粘土といった

上質な陶土を生かし

独自の造形を生み出してきました。

シンプルな造形でありながら

品格と堂々とした貫禄があり

宋時代の官窯にも見られる

青磁長頸花瓶に

インスパイアされたと

思われます。

安定感があって、

わびさびの感じられる

古雅な雰囲気を持っており

茶室の花入れにも向いています。

底には糸きり跡を残し、

日本古陶ならではの

荒々しいフリものと

釉薬の風化も見られますが

チジチジと細かく入った

美しい釉薬も芸術的で

口縁がまるで襟元のような

奇麗なV字の欠けがあり

むしろアクセントになっており

面白味があります♪

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花生けとして

直しも見られますが

草花を活ける際は

付属の竹の落としをご使用ください。

古い品ですので

画像もご確認の上

ご検討ください。

※茶筅(高さ12ｃｍ)は

サイズ確認のサンプルです。

★サイズ(約寸)

高さ20.5ｃｍ

底径9.5ｃｍ

口外径5.5ｃｍ

重量660ｇほど

日本独自の

魅力あふれる逸品です。

素敵な空間を演出してください♪