カリブ系ベルギー人の作曲家でミュージシャンのナラ・シネフロ。若干22歳にして、作曲、制作、演奏、エンジニアリング、録音、ミキシングを行い、瞑想的なサウンド、ジャズの感性、フォーク音楽やフィールドレコーディングを融合させ、独特の世界観を築き上げたのがデビュー・アルバム『Space 1.8』。Pitchforkが【Best New Music】に選出したのを筆頭に、主要音楽メディアが称賛し、2021年の年間ベスト・チャートにも数多くランクインした。このアルバムで彼女がコラボレートした友人たちには、新世代UKジャズ・シーンからサックス奏者のヌバイア・ガルシア、同じくサックス奏者でエズラ・コレクティヴで活躍するジェームス・ モリソン (Sax)、ヌバイア・ガルシアも所属するマイシャからはギタリストのシャーリー・テテとドラムのジェイク・ロング、サンズ・オブ・ケメットのドラム、エディ・ヒック等、現代UKジャズ・シーンを牽引するリーダー的存在が顔を揃えており、評論家のみならず、彼女の才能には多くのミュージシャンが魅了されていることがわかる。ジャズとエレクトロニクスの交配が最もスムーズかつ有機的に形となった唯一無二の名盤が誕生した。 数量限定/日本語帯付き/解説書封入 ※解説:柳樂光隆(Jazz The New Chapter)