●本/箱と箱書/茶入の箱-挽家/仕上げの箱/箱の定型/箱三態/箱の修覆-茶入の次第.茶碗の次第/箱の見所-家元の書付/書付の世界/真田紐/茶道

●本/箱と箱書/茶入の箱-挽家/仕上げの箱/箱の定型/箱三態/箱の修覆-茶入の次第.茶碗の次第/箱の見所-家元の書付/書付の世界/真田紐/茶道 收藏

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■■『茶道誌』■■ ■■『「なごみ」■■ ■■「箱と箱書」―茶道具を楽しむもう一つの鑑賞世界■■ ■■「箱のいろいろ」―蔵の中■■ ■■「茶入の箱」―挽家■■ ■■「仕上げの箱」■■ ■■「箱の定型」■■ ■■「箱三態」■■ ■■「箱の修覆」―茶入の次第/茶碗の次第■■ ■■「箱の見所」―書付のゆかり/家元の書付・(藪内家・武者小路千家・表千家・裏千家・遠州宗家)/書のいろいろ/書付の世界■■ ■■「箱と紐」―真田紐■■ ■■「茶道具の箱と箱書」―大名箱/千家箱/宗和箱/周防箱/雲州箱/田安箱/鴻池箱/藤田箱■■ ■■茶碗/茶入/他■■ ■■茶道/道具■■ ■■以下詳細をご覧下さい!!■■




■■『茶道誌』・・・■■



●●『なごみ』・・・●●

**”(1986年9月・通巻第81号)”**



■■『特集』・・・■■


●●『箱と箱書』・・・●●

―”茶道具を楽しむもう一つの鑑賞世界”―

**”監修・文・小田栄一・(茶道研究家)”**

**”撮影・二村春臣”**

**”(約・43頁) ”**

★茶道具は箱の蓋を開ける前からすでに・中身の品質と格
 調を予知させてくれます。
 それは・風呂敷・箱・中包みのすべてが内容と一体化し
 ・同調しているからで・ことに箱はその重要な役割を果
 たしています。
 いま・乾山の香炉が箱から取り出されようとしておりま
 す。
 菊透しの火屋が納められた掛子の入年ぶりに本体への期
 待がふくらみます。

   ◆乾山作・色絵耳付香炉。



■発行日=昭和61年9月1日。
■発行所=株式会社・淡交社。
■サイズ=18×25.5cm。
■定価=600円。
■状態。
  ●表紙に、多少傷み・ヤケが有ります。
  ●本誌内に、多少の・ヤケが見えますが
  ●大きなダメージがなく、無く
  ●経年並みとお考え下さい。



◆◆注意・・・◆◆

 ★表紙開き側縦に折跡・(読みぐせ)・本誌内に
  わずかにシミの部分が有りますのでご理解下さい。
  表紙、裏表紙に使用感を感じますが、内側は良い
  状態に思います。

 ★また、発行日より・経年を経て下ります。
  コンディションに係らず・古書で有る事を
  充分に御理解の上・御入札下さい。

 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・!!



◆◆注意・・・◆◆

 ★発行日より・経年を経て下ります。
  コンディションに係らず・古書で有る事を
  充分に御理解の上・御入札下さい・・・・!!



●全・128頁・・・!!



●『特集』・の・・・!!

  ◆「箱と箱書」・は・約43頁。



●蒐集・資料などの・参考に・・・!!



●探されていた方は・この機会に・・・!!



●以下・詳細をご覧ください・・・!!

  ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。

  ◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。

  ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。



●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



■■『箱と箱書』・・・■■

―”茶道具を楽しむもう一つの鑑賞世界”―

**”監修・文・小田栄一・(茶道研究家)”**

**”撮影・二村春臣”**

**”(約・43頁) ”**



■■『箱のいろいろ』・・・■■

―”蔵の中”―



■■『茶入の箱』・・・■■

―”挽家”―

★茶入特有の箱として・「挽家」・(ひきえ・ひきや)・
 があります。
 これは茶入の本体をそもまま納める容器で・茶入の箱と
 して・内箱とともに重要な役割を果たしています。
 茶入の形によって挽家の形も変わりますが・原則として
 ・肩衝・茄子・文琳・丸壺といった分類形式により内容
 と傾向を同じくしております。
 材質もさまざまで・鉄刀木・花櫚・紫檀・黒柿・象牙な
 どが主で・時には真塗・掻合塗・春慶塗・蒔絵・籠も見
 られます。
 また・挽家には・字形や額彫などで銘を記されたものが
 少なくありません。
 ことに中興名物の茶入れには多く・命銘者である小堀遠
 州が自ら元字を書いて金・銀を置かせた字形や彫らせた
 額彫がいくつも伝えられています。
 まれに・銘に因んだ絵・(藤浪・槙)・などの彫られた
 ものもあります。

   ◆大名物・唐物利休丸壺茶入。
                 ・蒔絵。
                 ・香雪美術館。

   ◆大名物・唐物白玉文琳茶入。
                 ・花櫚。
                 ・根津美術館。

   ◆中興名物・瀬戸玉柏手茶入・銘・「村雨」。
                 ・紫檀。
                 ・根津美術館。

   ◆中興名物・瀬戸正木手茶入・銘・「正木」。
                 ・鉄刀木。
                 ・根津美術館。

   ◆名物・瀬戸生海鼠手茶入・銘・「深美」。
                  ・象牙。
                ・根津美術館。

   ◆薩摩茶入・銘・「亀尾」。
                 ・塗。
                 ・根津美術館。



■■『仕上げの箱』・・・■■

★茶道具を容れる箱の仕上がりの様式としてもっとも多い
 のは木地ですが・これに次いで塗があり・時に蒔絵も見
 られます。
 木地では圧倒的に桐が多く・これも大名仕立・(白玉文
 琳茶入)・と・数寄屋仕立・(のんこう作茶碗・「夕陽
 」)・では・まったく様相を異にしています。
 前者は精緻を極め・紐穴に銀の金具まで用いていますが
 ・後者はむしろ野趣を求めているるがごとくです。
 塗では真塗・掻合塗・溜塗・春慶塗・墨塗などが見られ
 ますが・大名仕立では真塗に金粉字形・(献上薩摩茶碗
 )・が正則であり・春慶塗や黒塗は・外箱に用いられる
 場合が多いようです。
 蒔絵の箱は・唐物茶碗を容れる場合に時おり用いられま
 すが・(熊川茶碗・「西王母」)・多くは他の容器を転
 用したものと思われます。
 変わった箱としては・籠や蒟醤なども見られますが・こ
 れも転用です。

   ◆献上薩摩茶碗。
                 ・塗。

   ◆大名物・唐物白玉文琳茶入。
                 ・木地・柳営箱。
                 ・根津美術館。

   ◆熊川茶碗・銘・「西母王」。
                 ・蒔絵。

   ◆萩平茶碗。
                 ・籠。

   ◆のんこう作・赤茶碗・銘・「夕陽」。
                 ・木地。

   ◆染付銀杏香合。
                 ・掻合塗。
                 ・くりぬき。



■■『箱の定型』・・・■■

★茶道具の箱には・大名・茶匠・数寄者など所蔵者によっ
 て特定の形式を示している場合が見られます。
 それによって・遠州箱・石州箱・宗和箱・柳営箱・紀州
 箱・周防箱・田安箱・千家箱・鴻池箱・(万仞箱)・な
 どの呼称もできています。
 呼び名はありませんが・庸軒好みや不昧公好みなどにも
 他と区別することができます。
 ことに不昧公の場合は・遠州候の仕立られた中興名物に
 さらに袋や蓋を添えたり・外箱を造ったりして・じつに
 豪華極まりなき御道具として修飾されています。
 また時には・大名物類にも外箱を造るだけではなく・内
 箱の筆者を極めている極札用の箱を薄い上質の桐で造ら
 せ・これにみずから箱書をされたりしています・(28
 頁・長束割高台茶碗)。
 このほか・布目の見られる入念な作の周防箱や・蓋が落
 し戸形式の田安箱・甲が盛蓋や撫角を呈する宗和箱など
 ・それぞれに特徴を見せているのです。
 なお・紀州箱・田安箱・鴻池箱らの特徴は・外箱の様式
 を指しています。

   ◆利休在判・竹蓋置。
                 ・外箱。
                 ・紀州箱。
                 ・根津美術館。

   ◆中興名物・瀬戸茶入・銘・「正木」。
                 ・遠州箱。
                 ・根津美術館。

   ◆宗旦作・茶杓・銘・「弱法師」。
                 ・外箱。
                 ・田安箱。
                 ・根津美術館。

   ◆信楽手付水指。
                 ・石州箱。

   ◆仁清作・兎香炉。

                 ・宗和箱。



■■『箱三態』・・・■■

★箱と茶碗の結びつきに関しては・決して規則があるわけ
 ではありませんが・冒頭に述べたごとく・箱が内容の性
 質を表現する役を果たしてくれるのですから・おのずと
 何らかの関連を持つことになるのは当然であるといえま
 しょう。
 ここでは・唐物茶碗の好例として・柿の蔕・「滝川」・
 和物茶碗のうち国焼代表として・信楽・「水の子」・同
 じく和物で楽の代表として・長次郎作・「楓暮」・を揚
 げてみました。
 この例を見てもわかるように・柿の蔕は黒塗の箱に納ま
 り・蓋の表と裏に金粉字形で銘と引歌が書かれています。
 これに対し・信楽と楽はともに白木で千家の書付があり
 ・和物の雰囲気を存分に発揮してくれた箱といえます。

   ◆信楽茶碗・銘・「水子の子」。
                 ・(国焼)。
                 ・根津美術館。

   ◆柿の蔕茶碗・銘・「滝川」。
                 ・(唐物)。
                 ・根津美術館。

   ◆長次郎作・黒茶碗・銘・「楓暮」。
                 ・(楽焼)。
                 ・香雪美術館。



■■『箱の修覆』・・・■■


●『茶入の次第』・・・●

★茶入も名物ともなりますと・挽家やその箱はもちろんの
 こと・いくつかの蓋・仕覆・時には掛け物・盆なども添
 いこれにともない箱も種々造られることになり・その次
 第はまことに大仰なものになります。
 これらは一時にできたわけではなく・しだいしだいに体
 裁を整えていったもので・それだけに一つ一つが歴史を
 物語っていることにもなります。
 ここに・中興名物の相坂丸壺茶入をその例にとりました
 が・これは小堀遠州が・「これほどの茶入にもういつ行
 き逢えるかわからぬ」・という意味で命銘されたと伝え
 られるだけあって・その次第は極めて充実しており・挽
 家・内箱が遠州箱であるばかりでなく・蓋六枚の箱・盆
 の箱とともに遠州箱で・しかもいずれも遠州候の箱書墨
 書を見ることができるのです。
 これにはさらに江月和尚の巻が添い・その総箱の豪華な
 ことも目をひきます。

   ◆中興名物・瀬戸丸壺茶入・銘・「相坂」。
                 ・根津美術館。

―”瀬戸丸壺茶入・銘・「相坂」・の次第”―

   ◆総箱。

   ◆袋箱。

   ◆内箱。

   ◆盆箱。

   ◆挽家。

   ◆蓋箱。


●『茶碗の次第』・・・●

―”名物・燕庵・井戸茶碗の次第”―

                 ・香雪美術館。

★茶碗の次第もまた・名物となれば尋常ではありません。
 古来・二重・三重・時には五重・六重などと異常なまで
 の体裁を造り出すことがあり・これがまたいずれもその
 茶碗の歴史を物語っているのですから・おろそかにする
 わけにゆきません。
 はじめは本体を護るためだけの目的でスタートした箱が
 ・これを伝え持った人の意志で外箱され・これにみずか
 ら書付する場合もあれば・自分の崇拝する茶匠に書付を
 依頼し・また次の代の所持者が同じことを計画するので
 す。
 このように代々重宝されてきたものは・決して箱がある
 から尊いのではなく・「もの」・が優れているからこそ
 箱が重ねられたので・これは中国の絵画における鑑蔵印
 によく似ています。
 所載の燕庵井戸は藪内家・(燕庵)・に伝来した名物で
 ・同家で代々宝物として修覆されさらに巷間に出て次第
 を加えたものです。

   ◆外箱。

   ◆内箱。

   ◆挽家。



■■『箱の見所』・・・■■


●『書付のゆかり』・・・●

★箱と茶匠の結びつきは・箱の形式と箱書の二つの面から
 吟味することができます。
 いいかえれば・一つの箱から・それを造らせた茶匠の好
 みや書風を知ることができるということです。
 利休の頃にはまだ定まった箱の様式はなかったようです。
 それでも・「早舟」・や・「小原木」・茶碗の箱書を見
 ていますと・なにか利休さんそのものにお出会いしたよ
 うな気がしますし・「村雨」・茶入の箱には遠州候の中
 興名物に対する気溝えがひしと伝わるような思いをいた
 します。
 また・宗旦さんが長次郎の黒茶碗を一見・その寂びた風
 情に・「楓暮」・と命銘・そのまま箱書された状況が・
 これまた箱とその書付を拝見しているうちに思わず目に
 浮かぶのです。

   ◆大名物・長次郎作・赤茶碗・銘・「早舟」。
                 ・利休貼紙。
                 ・畠山記念館。

   ◆中興名物・瀬戸玉柏手茶入・銘・「村雨」。
                 ・遠州箱書。
                 ・根津美術館。

   ◆長次郎作・黒茶碗・銘・「楓暮」。
                 ・宗旦箱書。
                 ・香雪美術館。


●『家元の書付』・・・●

★三千家を筆頭に諸流当代御家元の書付は・お茶が伝統の
 世界であるだけに・重視されるのは当然です。
 その御家元の書付には・三つの役目が含まれているので
 す。
 すなわち・古来の名作への礼賛・自家にゆかりのものの
 認定・新作への後見がそれに当たります。
 そしてこれらの箱書は・お社中にとっては家元をお慕い
 する心のよりどころとなるものです。
 書式はお流儀によって多少相違がありますが・まず大同
 小異で・ただ書付する内容については・傾向を異にする
 場合も見られます。
 例えば・楽代々や千家十職関係の作品は・当然三千家の
 箱書が優先されますし・中興名物を中心とした茶入関係
 や大名旧蔵の書道具に関しては・遠州流がもっともふさ
 わしく・本願寺派は藪内家・江戸数寄は江戸千家という
 ことになります。

   ◆藪内家・青々斎家元筆・永楽善五郎作。

      ★竹の絵茶碗。
                 ・内箱。

   ◆武者小路千家・有隣斎家元筆。

      ★自作茶杓・銘・「常夏」。
                 ・内箱。

   ◆表千家・而妙斎家元筆・楽吉左衛門作。

      ★赤茶碗・銘・「笑顔」。
                 ・内箱。

   ◆裏千家・鵬雲斎家元筆・玄々斎好。

      ★竹釣舟花入・銘・「秋の入り江」。
                 ・外箱。

   ◆遠州宗家・小堀宗慶家元筆・権十郎作。

      ★茶杓・銘・「山の端」。
                 ・外箱。


●『書のいろいろ』・・・●

★箱書の様式には次の各種があります。
 すなわち・1・墨書・2・字形・3・漆書・4・額彫・
 5・象嵌・6・貼紙などで・内用品や箱の材質・茶匠の
 好みによりさまざまなケースが生まれます。
 もっつとも通常なのは墨書で・筆蹟の真偽も確かめやす
 く・直々に筆者の気風も伝わってきます。
 種々の茶入の挽家や唐木の箱書には字形がふさわしく・
 これには金粉・銀粉の別があり・「腰蓑」・茶入に見る
 ように同時に二色使い分けているものもあります。
 なお・字形というのは本来・筆者が直接置かせるもので
 すが・時代がたってから先人の筆蹟を模す場合もあり・
 その班別も肝要です。
 額彫とは・字の形の輪郭を彫るわけで・全面を彫った場
 合は・緑青や胡粉を埋めたりします。
 象嵌は文字を彫り込んだあとに青貝を象嵌します。
 貼紙は・甲には銘書が多く・蓋裏の場合は引き歌や極書
 などを貼ります。

   ◆中興名物・高取茶入・銘・「腰蓑」。
                 ・内箱・遠州筆。
                 ・金・銀字形。
                 ・香雪美術館。

   ◆中興名物・瀬戸茶入・銘・「正木」。
                 ・挽家蓋・遠州筆。
                 ・額彫。
                 ・根津美術館。

   ◆信楽手付水指。
                 ・内箱・石州筆。
                 ・墨書。

   ◆中興名物・瀬戸玉柏手茶入・銘・「村雨」。
                 ・外箱・不昧筆。
                 ・墨書。
                 ・根津美術館。

   ◆長次郎作・黒茶碗・銘・「摺墨」。
                 ・内箱・宗偏筆。
                 ・墨書。
                 ・香雪美術館。


●『書付の世界』・・・●

★書の内容についてはさまざまですが・分類すると次のよ
 うになります。

 ★1・銘に関するもの=銘・歌銘・(引歌を書す)・句
    銘・(同)・詩銘・(同)。

 ★2・品物の内容・種類=掛物ならば筆者名や墨蹟・歌
    切などの分類名。
    茶入・茶碗・水指などは品種と・さらに窯名や作
    者など。

 ★3・筆者や作者の共箱・(本人の箱書)。

 ★4・極箱=筆者や作者・あるいは窯名・年代などを極
    書したもの。
    また・内箱の筆者を外箱で極めている場合も少な
    くない。

 ★5・伝来書=伝来や由来をのちのひとが書付けたもの。
    内容を権威づけるうえで大きく役立っている。

★本体の鑑定も肝心ですが・これらの書付の筆蹟や花押な
 ど鑑定することも大切です。

   ◆大名物・長束割高台茶碗。
               ・伝来箱書・不昧筆。
               ・(伝来書箱書)。
               ・香雪美術館。

   ◆名物・雨漏茶碗・銘・「蓑虫」。。
               ・内書・不昧筆。
               ・(銘書)。
               ・根津美術館。

   ◆覚々斎作・尺八花入・銘・「高砂」。
               ・内書・覚々斎筆。
               ・(歌銘)。

   ◆楽吉左衛門作・赤茶碗・銘・「笑顔」。
               ・内箱。
               ・楽吉左衛門筆。
               ・(共箱)。

   ◆粟田口手付水指。
               ・内箱。
               ・(伝来書)。

   ◆のんこう作・赤茶碗・銘・「夕陽」。
               ・内箱・六閑斎筆。
               ・(銘書と花押)。



■■『箱と紐』・・・■■

★箱には形影相和すように真田紐がかけられています。
 箱は時に茶席でスポットライトを浴びることもあります
 が・紐はあくまでもお道具を護る緑の下の役に徹してい
 ます。
 それだけに一層私的な賞翫の対象ともなり・お流儀・数
 寄者・社家・窯元などの好みの約束紐が数多く作られま
 す。

 ★お道具の種類や箱の大きさなどに応じて・二分幅から
  一寸四分幅までの極小の画布に・好みの色・柄を展開
  する真田紐の豊かな世界を・所蔵の見本帳で楽しんで
  ください。

   ◆上三冊は・幕末から昭和にかけて織られた紐で・
    表・裏・遠州各流と大西・永楽家・金比羅宮・大
    本教・それに・三井家の約束紐などが見れられ・
    明治十年代に織られた右下の見本帳には・洋傘・
    算盤玉・相撲など遊び心の溢れた紐が貼られてい
    ます。

**”(以下・白黒)”**



■■『茶道具の箱と箱書』・・・■■

**”小田栄一”**

●はじめに。


●(一)。


●(二)。

―品名/利休の書付/箱書の材質と形式(表)―

  ◆「石渓心月墨蹟」。
         ・「宗伝 利休」
           ・(蓋の甲中央)。
         ・桐材・長四方。

  ◆「黄瀬戸立鼓花入」。
         ・「せとのりうこ花入」
           ・(箱の身の側面)。
         ・杉材・深四方・蓋の甲面取ず・桟蓋。
         ・紐穴丸・丸紐。
         ・和泉市久保惣記念美術館。

  ◆「高麗筒花入」。
         ・「花入つゝ」。
           ・(蓋の甲中央)。
         ・「宗易」。
         ・(身の底)。
         ・桐材・長四方・蓋の稜撫面取。
         ・紐穴丸・丸紐。

  ◆「鉈のさや花入」。
         ・「なたのさや花入」。
           ・(蓋の甲中央)。
         ・桐材。
         ・藪内家。

  ◆「井戸香炉・銘・[此世]」。
         ・「このよ」。
           ・(蓋の甲左上)。
         ・桐材・四方桟・蓋の稜撫面取。
         ・根津美術館。

  ◆「長次郎黒茶碗・銘・[東陽坊]」。
         ・「東陽坊」。
           ・(蓋の甲右上)。
         ・桐材・四方・蓋甲撫面取・蓋二方桟。
         ・紐穴丸・丸紐。

  ◆「長次郎赤茶碗・銘・[早船]」。
         ・「はやふね」。
           ・(但し貼紙なり)。
         ・桐材・四方・蓋二方桟。
         ・畠山記念館。

  ◆「瀬戸黒茶碗・銘・[小原木]」。
         ・「小原木」。
           ・これのみ蓋の甲は黄漆書。
         ・曲物・覆蓋・黒塗。

 ―”大名箱”―

 ★一般的には真塗箱で祐筆書の金粉字形されたものをい
  うが・時に白木で唐戸面の取られた精妙な箱に金字形
  を置かれたもの・(10頁・「白玉文琳」・の箱)・
  や意外にも杉木地の柾目を揃え・これになにげなく墨
  書で品が記されたもの・またはこれにそれぞれの家の
  紙の貼札がされただけのこのなどが見れれる。
  (高取梯子絵茶碗の箱―黒田家伝来・挿図2)。
  仁清の茶碗にもこの杉箱がいくつか見られ・中でも加
  賀前田藩の御目付家老本多家で作られたものがいくつ
  かあって・評価が高い。
  なおこの杉箱は後述の雲州家の物にも見られる。

 ―”千家箱”―

 ★特に決まりがあるわけではないが・前途の利休箱を含
  めて宗旦以降・三千家で箱書をするべく・利斎・春斎
  など正規の箱匠が造ったものを指し・紐にも約束があ
  る。
  また・書付の仕方についても流儀によってほぼ慣例が
  あり・これに併行して職方の共箱の仕方にも自然と約
  束のようなものができていることになる。
  また各流代々には特に箱書の名人と称される人々が幾
  人かあげられる。
  表千家では六世覚々斎・(29頁・尺八花入歌銘・挿
  図3)・が抜群で・かの信楽水指・「三夕」・を見て
  もわかるし・のんこうの茶碗・「鵺」・「枡」・「千
  鳥」・「虹」・のいずれもがその命銘・箱書である。
  裏千家では侘びた風情の四世仙叟・正統派八世一燈・
  (挿図4)・達者な十一世玄々斎・(挿図5)・など
  多士済済である。
  仙叟で筆頭されるのは長次郎作赤茶碗・「無一物」・
  同・「横雲」・同・「勾当」・など特に長次郎茶碗の
  目利きと命銘に熟達していたことである。
  また玄々斎の達者ぶりは格別であり・命銘以外にも由
  来や引歌などまさに多彩を極めている。
  武者小路千家・(官休庵)・ではやはり四世直斎が傑
  出しているようで・人も知る・「名取川香合」・に見
  られるようにその好み物同様・独特の個性で箱書を楽
  しんでいることがよくわかるのである。

 ―”宗和箱”―

 ★仁清の作品にその代表例がいくつか見られ・蓋の甲が
  わずかに盛り上がったものや・蓋の稜が丸やかな撫面
  取になったのも・(表紙・兎香炉の箱・挿図6)。
  などがあり・おそらくは光悦好み硯箱の蓋からヒント
  を得られたものと思われ・それゆえか何となく琳派の
  気風が漂うのである。
  ・略・・・・・。

 ―”周防箱”―

 ★松平周防守妙関候が・みずからの所蔵品に特別に好ん
  で造らせた箱で・掛物の場合も器物の場合も共通して
  下り・中央にあたる部分は溜塗や真塗にして・これを
  囲んで縁取り・その外側を荒い布目で張ってこの上か
  ら漆で固めた独特の意匠のものなのである。
  ・略・・・・・。

 ―”紀州箱”―

 ★内箱は・了佐々斎・(挿図7)・や吸江斎の書付のあ
  る千家箱が多いが・外箱に特徴があり・樅の荒目の箱
  に祐筆書で品名が記されている。

 ―”雲州箱”―

 ★特定の形式があるわけではないが・名物茶入の外箱や
  袋箱・蓋箱・極箱にもっとも上質な桐の白い白木を用
  い・これに優雅な筆致の不昧公自筆の書付が行なわれ
  ている場合が多く・その品物の価値を著しく高めてい
  る。
  ・略・・・・・。

 ―”田安箱”―

 ★田安徳川家所蔵の品には同家独特の外箱が造られてい
  る。
  形式に特徴があって・軸でも器物でも・上から落と戸
  のごとく挿入する蓋で閉じられるようになっている。
  ・(12頁・宗旦茶杓・「弱法師」・の箱)。

 ―”鴻池箱”―

 ★外箱に特徴があり・属に万仞箱ともいう。
  四方桟のしっかりとした・分厚い箱で・蓋甲は面取り
  になり・多くの万仞和尚の箱書と落款・花押が伴って
  いるのでその名がある。

 ―”藤田箱”―

 ★これも特徴ある外箱を指し・茶がかった春慶塗で・甲
  の稜は幅の広い面取となっている。
  このほかまだいろいろあるが・要するに大別して大名
  系と茶家系があり・大名箱にも白木・真塗両種があっ
  て・書付は後者は字形・前者は墨書と字形両方ある。
  唐物茶碗は大名系で塗や蒔絵が似つかわしいが・白木
  も少なくない。
  ・略・・・・・。


●(三)。


**”挿図”**

  ◆1・紹鴎所持・白天目茶碗と黒塗曲内箱。
                ・香雪美術館。

  ◆2・黒田家伝来・高取梯子絵茶碗・蓋甲の貼札。

  ◆3・宗入作・黒茶碗・銘・「曙」・と・覚々斎筆・
     内箱裏書付。

  ◆4・のんこう作・黒茶碗・銘・「夕陽」・と・一燈
     筆・外箱裏書付。

  ◆5・玄々斎筆・竹釣舟花入・銘・「秋の入り江」・
     内箱裏書付。

  ◆6・宗和箱・宗和筆・仁清作・兎香炉の内箱甲書付。

  ◆7・宗入作・黒茶碗・銘・「曙」・内箱・甲の了々
     斎筆書付。



■■『お茶道具と箱のお付き合い』・・・■■

―”楽しみつつ箱作り”―

**”和田伊三郎・(京指物師・六代江南)”**

●はじめに。

●「桐箱」・の種々相。

**”部分名称”**

  ◆真田紐・絹袋織・(裏千家好み)。

  ◆蓋・(甲)。

  ◆木釘・(うつぎ材)。

  ◆本指・(三枚組)。

  ◆紐穴。

  ◆足桟。

  ◆側板。

  ◆底板。


**”京指物の工程図”**

  ◆印籠蓋・(平茶碗)。

  ◆四方桟蓋・(茶入)。

  ◆二方桟蓋・(香合)。


  ◆十文字蝶結・(茶入)。

  ◆胴紐・(棗)。

  ◆つづらがけ・(替仕覆)。


●出会いの楽しみ。

●「箱」・の始末。

●箱と紐と。



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