
◆ご覧頂き有難う御座います。
ホセ・ラミレス Jose Ramirez ASスタンプ 1968年製の木ペグの味わいあるヴィンテージ品です。
ASスタンプでラミレス工房の名職人であったアルトウーロ・サンツァーノ・モレノ Arturo Sanzano Moreno の手によるものであることを示しています。
ゴルペ、ブリッジ付近などに弾きキズ、弦替え時のキズは少しありますが、1960年代の作品とは思えないほど綺麗な状態を維持しています。
ネック剃り、弦高変化、フレット減り等も不具合、リペア歴無く状態はとても良好です。
木ペグの動作もかなりスムーズで安定した使い心地です。
木ペグの飾り部分が一つ紛失されていますが、使用にあたっての問題はございません。木痩せ無く末長くご愛用頂ける状態です。
低音にはドスンとした重厚感があり、高音はラミレスらしくやや甘さを含んでいるものの、明るく乾いた心地よい音色でよく鳴っています。
本体とても軽いながら華やかでパワー、音量も充分。
ラスゲアードで弾いても歯切れ良さは抜群で、低音にも重厚さがあるのでフラメンコだけでなくクラシックやジャズ、ボサノバの曲を弾いても心地よい1本です。
木ペグを快適にご使用頂けるペースト品を二種類おまけで付属致します。
ウルトラライトケース付属
年式r: 1968年製(#2xxx)
表板 スパニッシュ杉 Red Cedar
横裏板 スパニッシュシープレス Cypress
弦長 : 664mm
ナット幅: 54.0mm
弦幅 : 45.5mm
弦高12F6弦:3mm 1弦:2.5mm
重量;1.16kg
世界中で愛されているギターメーカー、ホセ・ラミレス。
巨匠アンドレス・セゴビアがメインギターとして使用したことでその評価を不動のものにしました。その甘い音色はラミレストーンと呼ばれ、多くの愛好家を虜にしました。
(ラミレス歴史)
ホセ・ラミレス1世は1870年からフランシスコ・ゴンザレスの工房でギター製作を学んだのち、1882年には、ラストロで自身の工房を立ち上げます。その後マドリードのコンセプシオン・ジェロニモ通りに移ると、ここからラミレス・ギターの歴史が本格的に始まります。3世の時代には構造に革新をもたらし、その後のギター製作家たちに大きな影響を与えました。現在は4世代目であるアマリア・ラミレス(ホセ・ラミレス3世の娘)、5世代目にあたるクリスティーナとホセ・エンリケによってしっかりと受け継がれています。こうして130年以上にも渡って築き上げられたホセ・ラミレス工房の製作方法や考え方は、今日ではマドリッド派のギター製作流派の基本となっています。
配送トラブルないよう楽器用ダンボールで梱包し迅速に発送致します。
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