●内容:
『太平記』は、その題名とはうらはらに、南北朝の時代を中心とする、
半世紀にわたる混乱と戦乱を書きつづった軍記物語である。
鎌倉時代の十四代執権北条高時は、政治をかえりみず、後醍醐天皇は
ひそかに倒幕を図る。動乱の火ぶたは切って落とされ、あいつぐ戦乱の
なかで、数々の英雄が生まれ、それぞれの野望、うらぎり、対立が、
次の戦を生む。
こうした動乱の時代を記しながら、あるべき姿を説いた『太平記』は、
後世の文学、演劇等に大きな影響をあたえながら、読みつがれていく。
(平岩弓枝)
戦の悲痛さ、愚かさ、むごたらしさを書きつづけながら、
『太平記』の作者は、平和がきてほしい、早く平和な世の中に
なってもらいたいと、心の中でさけびつづけていたのでしょう。
だからこそ、この戦争の物語に『太平記』という名がついたのではないか
といわれています。平成の、平和な時代に生きている
わたしたちが『太平記』を読んで思うことは、平和の尊さ、
ありがたさを知ると同時に、その平和を守りつづける勇気と努力を
けっして忘れてはならないということではないでしょうか。
●著者:平岩弓枝 さし絵:佐多芳郎 本文コラム:加美宏
● 発行:講談社
● 1994年初版発行
●サイ ズ:縦21×横15×厚さ2.4センチ
● 状 態:カバー端ややしわ、ページやや日焼け
● 重 量:543g
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少年少女古典文学館 14 (少年少女古典文学館 14) 平岩 弓枝