この電源は、コンデンサーにチャージされた電流のみで、負荷側の機器を駆動させる電源です。
イン側とアウト側では、コンデンサーで絶縁された状態になります。
通常は、アウト側に負荷を駆動する程の電流は流れません。コンデンサー容量と内部インピーダンスが
極限まで下げられたコンデンサーのみ可能となります。
超低インピーダンスコンデンサーを開発したことで、世界で唯一、変位電流を取り出すことを可能とした
電源であり、オーディオ評論家貝山知弘氏に絶賛して頂いた電源です。
<メリット>
1、イン側のインピーダンスの影響を少なくし、コンデンサーに貯めた電流を瞬間的に
出力することにより、電流供給能力不足が生じません。
2、湿気が多い場所で使用しない。雷等の過電圧を加えない。この2点を守って頂ければ
半永久的に使用可能です。
3、LED等のノイズ源を搭載していない。
<デメリット>
1、コンデンサーの入力側に電圧が生じた場合、出力側にも同じように電圧が生じます。
負荷に電圧が降下した時、出力側にチャージされた電流を放出します。この時、出力側
にチャージされた電流を使い切ってしまいますが、入力側には交流電源のため電圧が
変位します。その変位したとき出力側に同じ電圧が生じチャージされた状態になります。
この繰り返しで出力していますが、コンデンサー容量によって許容電流が決まってしまいます。
かなりの物量を投入しないといけないので、高額となってしまいます。
注意点:※ 出力12Aを超えると電圧降下が生じます。
※ 無効電流が1.6A / 2.0A(50Hz/60Hz)流れます。
※ 生音を求めていない方には、不向きな電源になります。
※ 100V専用機
※不足パーツを新たに製作したため、前面側はステンレスのままで、クロムメッキされていません。
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