knoll製のミース ファンデル ローエ デザインのトゥーゲンハットチェア
展示品のご紹介です。ノールはミース・ファン・デル・ローエ
エーロ・サーリネン、マルセル・ブロイヤー、ハリー・ベルトイヤール等の作品を手掛けその時代の新しい素材と技術を駆使して
数多くの作品を発表し続けているUSAのデザイナーズファニチャー。ノール社の歴史は、そのままアメリカにおける近代デザイン運動の歴史でもあると言われるほど
デザインに力を入れた家具ブランドであり特にミッドセンチュリー期の秀逸なプロダクトは現在でも人気があり
ニューヨーク近代美術館のコレクションとして40点以上の作品が寄贈されています。
建築家ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエとリリー・ライヒは、1929年にチェコスロバキア(現在のチェコ共和国)ブルノにある
トゥーゲンハット邸を設計しました。この邸宅は、機能主義建築の傑作として称賛されており、コンクリート構造、ガラスの外壁、自然光に満ちた
オープンなインテリアが特徴的。ミースは、照明のスイッチから家具に至るまで、インテリアのすべてをデザインしました。その中の一つが
「フィーダーゼッセル」(スプリングチェア)として知られるこのチェアで、トゥーゲンハット邸の写真がメディアに掲載された際に「トゥーゲンハットチェア」として知られるようになりました。
トゥーゲンハットチェアは、その優雅なカンチレバーのフォルムによって、ミースが手がけたすべての仕事に共通する技術的な精密さと芸術的な意図を体現しています。
スチールのフレームは、構造と素材の両面で洗練されており、厚みのあるクッションが高い快適性を提供しています。この洗練されたラウンジチェアは、カンチレバーベー
レザーストラップの背もたれ、そしてエレガントなフォルムによって、快適さを提供します。総本革仕様のクッションが、このチェアの心地よい動きのあるフレームを支えています。
ご参考までに新品で購入した場合、160万円程致します(張地ランクにより異なる)。
<コンディション>
展示、運搬に伴う多少のスレやコキズはありますが、状態は良く美品です。刻印あり、本物です。
<付属品>
画像のものですべてです。
<サイズ>
約幅740×奥行720×高さ800/400mm
伝票No.rrst553C