
完訳 三国志 全8冊 (文庫) 小川 環樹 訳 金田 純一 訳
三国志演義の翻訳本として古くから知られている岩波文庫の全8巻です。
私たちが普通に読むことができる三国志を題材とした小説は数多ありますが、その多くのものがその一部の時代、場面を扱っているものであり、時間的、空間的にほぼ満遍ない通史として書かれているのは、横山光輝さんの「まんが三国志」とこの「完訳 三国志 全8巻」くらいではないでしょうか。
それ故に、読み切るためには複雑な人間関係や絡み合う時間、空間を理解しながら読む必要があり、それなりに気合も必要ですが、それこそが三国志の醍醐味ではないでしょうか。
文体も最初は読みづらかったものの、慣れてしまうとむしろそのリズムが楽しくもある本でした。三国志に興味のある方は、ぜひ読まれることをお勧めします。
品物の状況ですが、古いものですのでそれなりに焼けや汚れはございます。乱丁、落丁はないと思います。1991~92年ころの第7、8刷だったと思います(梱包してしまいましたので記憶です。申し訳ありません)。そのほかは写真にてご判断ください。
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(2025年 11月 21日 11時 14分 追加)背の写真を追加しました。