【 港商 & CO.スペシャルスーベニアジャケット 】
日本で生まれた唯一無二の本格派ジャケット
戦後の日本から生まれ、70年以上の歴史を持つスーベニアジャケット。
その歩みは決して順調ではありませんでした。とくに1970年代から1990年代にかけては、
スカジャンそのものが時代の流行から外れ、一時的に忘れ去られそうになった時期があったのです。
安価な模倣品や大量生産のアウターが市場を席巻し、「本物を作り続ける意味」を問い直す時代でした。
しかし、職人たちは諦めませんでした。
「本物を残さなければ、文化そのものが失われる」――
その想いだけを胸に、当時の資料やヴィンテージを徹底的に研究し、
1950年代のオリジナルを忠実に再現することに全力を注いだのです。
背中一面に施される立体的な刺繍は、その“挫折と復活”の物語を刻むように迫力を放ちます。
サテン特有の艶やかな光沢、そしてリバーシブル仕様で二つの表情を楽しめる仕上がり。
華やかさと渋さを兼ね備えたその一着は、まさに“試練を越えた者だけが持つ風格”を漂わせます。
ただのアウターではなく、歴史の荒波を越えて復活を遂げた「語れる一着」
――それがスーベニアジャケットです。
在庫には限りがあります。ぜひこの機会に、あなただけの特別な
一着を手に入れてください。
<サイズ中(M) 身幅55.0cm、着丈60.5cm、ユキ丈78.0cm>
素材の特性や仕上げの方法によって、各所の寸法には若干の個体差が生じます
(横須寛次 錦糸町駅付近深夜2時頃)(1)
何かが爆ぜて拳が飛んできた、掌で寸前のところで払う。突然のことだった、なんとか払いのけたが次の瞬間、胸倉をスカジャンごとつかまれ持ち上げられた。奇襲者は獣みたいな手にメキシカンリングをはめている、喉が詰まり声が出ない。
横須寛次は胸の内で叫んだ、『F××K!港商のスカジャンが破れるじゃねえか』
相手は見たこともないやつだ、タランチュラ柄のプルオーバーシャツを着てパナマハットをかぶっている、ハットのブリムで顔は見えない。民族系のタトゥーがびっしりはいった腕が異常に長く肩幅も異常に広い。背は寛次より十センチ以上低いように見えるが、寛次を持ち上げていない反対の手は地面に着いている。
百七十七センチ七十七キロの寛次を軽々と持ち上げ、寛次のブーツのつま先はかなり地面から離れてしまっている。
寛次はスカジャンのポケットを探った、さっきまでいたバーで護身用にと渡された物があったことを咄嗟に思い出したが、こんな時にかぎってバーで酔いかっこつけて裏面に着なおしたスカジャンの表面のポケットに入っている物をなかなか取り出せない。
代わりにヨンナナジーンズのループにぶら下げているトライアンフのキーを取り外すがラバーでできた三つ葉カフェのキーホルダーは丸く柔らかくとても役にはたちそうになかった。
エックエッグエリック フィクションです。
<商品説明>
Lot No. TT14632-119 / “KOSHO & CO.” SPECIAL EDITION SOUVENIR JACKET “2020” × “1965”
表面は2020年の東京の夏景色がテーマ。隅田川には近未来的なデザインの船が浮かび、高さ634メートルを誇る東京のシンボル、スカイツリーがそびえ立つ。夜空を想わせるブラックのアセテート生地に夏の風物詩である花火が5色の刺繍で咲き乱れた、美しい一着に仕上がっている。
リバーシブル面は東洋エンタープライズが創業した1965年の東京がテーマ。浅草の雷門や天高く立ち上る東京タワーが色鮮やかな刺繍糸を駆使して描かれ、ボディに使われているシルバーのアセテート生地とのコントラストが際立っている。
ご注意
本製品は当時のままに再現しているため非常にデリケートな製品です
<ブランド>
港商 & CO. SPECIAL EDITIONテーラー東洋のコレクションの中でも特に厳選した逸品をディテールにこだわり再現するのが、このスペシャルエディション。横振り刺繍で緻密に描かれた図案はもとより、アセテート生地の打ち込みを調整してヴィンテージと遜色なく仕上げ、ウールリブも旧式の横編み機を使用して1着ずつ編み上げている。リバーシブル仕様のファスナーについても50年以上前のファスニング機械を再稼働させ、当時と同じ手曲げのものを再現。テーラー東洋の前身である港商(こうしょう)商会のラベルを使い、ヴィンテージスカジャンの最盛期を彷彿とさせる仕上がりとなっている。
<素材>
表地:アセテート100%
裏地:アセテート100%
刺繍部分:レーヨン100%
リブ部分:ウール100%
<色>
ブラック
お使いの端末の設定や環境によって、商品の色が実際の色と多少異なる場合もございます
<コンディション>
新品です。
東洋エンタープライズ
MADE IN JAPAN