パッシブタイプのアッテネーターを使ってみたが音質や調整精度に課題を感じているユーザーさんにもおすすめです。
動作原理はメーカー製ハイエンドモデルと同じですが、コストパフォーマンスを優先し、アマチュアバンドの演奏シーンに最適化したスペックとしました(キャビシュミ、バランスアウト、センド・リターンなどはありません)。
パワーアンプは30Wクラスを採用し、軽量・コンパクトさも特徴です。多くのバンドマンが利用する十数畳程度の練習スタジオ向けの出力です。
(大きなステージで鳴らすには100Wクラスが安心ですが電源回路と放熱部品の関係でサイズと重量とコストが大幅UPします。余裕のあるスペックを選ぶのも悪くないですが、本機はリソースを効率良く活用する設計となっております。)
<商品の特徴>
●真空管アンプからの大出力をラインレベルへ変換、30Wのパワーアンプでスピーカーを駆動
●リアクティブロードにより音質変化(ハイ落ち)を回避
●巻き線ボリュームを使わず、アナログパワーアンプによる音量調節。電力的・機械的ストレスを排除し、信頼性と精度の向上へ
●人間の耳の感度に合わせたボリュームカーブを採用。小音量から滑らかに調整可
●放熱ファンを組み込みハイパワー真空管アンプも連続稼働可
<仕様>
■許容入力(From Amp)
16Ω:150W
4~8Ω:75W(Max100W)
■対応インピーダンス:4Ω~16Ω
■パワーアンプ出力(SPEAKER)
30W+30W (1kHz,THD=5%,8Ω)
<操作部>
■POWER
電源スイッチ
■FAN
放熱ファンの動作モード
On:常時稼働
Auto:ギターアンプの出力に応じてファンが自動で回ります。無音時は停止しますので静かな環境でもファンの動作音が気になりません(小出力のアンプでは常時停止)。
■INPUT GAIN(無段階)
From Ampからの入力ゲインを調整し、LINE OUTとパワーアンプへのレベルを最適化します。
ピークインジケーターが常時点灯しない範囲まで下げて下さい。
■SPK VOL(無段階)
スピーカー(キャビネット)の音量調節。
■Reactive Adjust(リアクティブアジャスト)
負荷のインピーダンスカーブを調整し、真空管アンプとの相互作用で音質を整える機能です。
MODE:
「Z=リアクティブロード」スピーカーに似たインピーダンスカーブの負荷モード。高周波域の負荷応答を利用しハイ落ち(音がこもる現象)を防止。
「R=レジシティブロード」インピーダンス一定の抵抗負荷モード。従来のアッテネーター/ロードボックス同様、メロウな音質になる傾向があります。
High-Z:
「1」→「2」→「3」の順で高周波域の負荷応答が大きくなります(Zモード時に有効)。
スピーカーはそれぞれ固有のインピーダンスカーブを持っていますので、本来の音と近くなるポジションに合わせます。
※聴感上の効果は機材環境により異なります。お使いの環境に合わせて設定して下さい。
※Reactive Adjustの効果はSPEAKERおよびLINE OUTへ出力します。
※用語補足:負荷=ロード、抵抗=レジスタンス
<入出力>
■From Amp
ギターアンプのスピーカーアウトと接続します。ギターアンプ側とインピーダンスを合わせて下さい。
※接続にはスピーカーケーブルが必要です。
■LINE OUT
ミキサーやオーディオインターフェースのライン入力へ接続します。
※キャビネットシュミレーターは内蔵しておりません。
■SPEAKER×2
スピーカー(キャビネット)を0台~2台まで接続できます。From Amp側のインピーダンスに関係なく4Ω~16Ωのスピーカーが接続可。
※接続にはスピーカーケーブルが必要です。
※スピーカー(キャビネット)を2台繋ぐ場合、合成インピーダンスの計算は不要です(それぞれ独立したパワーアンプで駆動するため)。
■DC24V
付属の電源アダプターを接続します。付属品以外のものでは故障の原因となる場合があります。
<その他の機能>
■ロードボックス機能
スピーカーを接続しない、または無音に設定することで、ロードボックスとして動作します。
<付属品>
■AC/DC電源アダプター