
建築史に名を刻む巨匠 ル・コルビュジエ(Le Corbusier) の設計・思想を余すところなく収録した伝説的な建築書籍
『uvre complte(全作品集)』
本商品は、1929年~1965年にかけての全8巻セット で、ル・コルビュジエの代表作やスケッチ、設計図、都市計画のビジョンなどが詳細に掲載されています
商品の特徴
ル・コルビュジエの全建築プロジェクトを体系的に収録
貴重なスケッチや設計図を多数掲載
モダニズム建築の研究やデザイン学習に最適
建築関係者、デザイナー、コレクター向けの希少価値の高いアイテム
本書は、建築を志す学生、研究者、そしてモダニズム建築を愛するすべての人にとって必携のアーカイブとなるでしょう
商品詳細
タイトル:Le Corbusier uvre complte(ル・コルビュジエ全作品集)
巻数:全8巻(1929-34 / 1934-38 / 1938-46 / 1946-52 / 1952-57 / 1957-65 など)
言語:フランス語
経年によるヤケ・シミ、カバーの破れ、一部巻における紙面のシミなど使用感が見られますが、通読に支障はありません。
全巻を通して、以下のような点がございます:
・各巻の天・地・小口に「岡田恭平建築設計事務所」の蔵書印あり
・見返し(カバー裏)に蔵書ステッカー貼付あり
・カバーに破れのある巻あり(詳細は画像参照)
・一部の巻に強めのシミあり
専門書・資料としての使用には問題ありませんが、美品をお求めの方はご留意ください。
[出版年]
1910-29 vol1:1965年(第8版)
1929-34 vol2:1967年(第8版)
1934-38 vol3:1967年(第8版)
1938-46 vol4:1967年(第8版)
1946-52 vol5:1970年(第6版)
1952-57 vol6:1970年(第5版)
1957-65 vol7:1966年(第2版)
1965-69 vol8:1970年(初版)
こんな方におすすめ
建築家・建築学生・デザイナー
モダニズム建築・バウハウス建築・近代建築に興味のある方
ル・コルビュジエのファン、建築書籍コレクター
希少な全巻セットは市場に出回ることが少なく、手に入れるチャンスは限られています
建築界のレジェンド・ル・コルビュジエの知識をこの一冊で!
1〜8巻の特徴
第1巻(1910-1929)
初期作品からモダニズム確立までの時期を収録
主な収録作品:
・ドミノ・システム(1914) → 近代建築の基本構造を提案
・ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸(1923-1925) → プロムナード空間の概念
・サン・クロワのアトリエ(1922)
・ガルシュの家(1927)
・新しい建築の五原則(1926) → 「ピロティ」「屋上庭園」などを提唱
第2巻(1929-1934)
モダニズム建築の発展期、代表作が多数
主な収録作品:
・サヴォア邸(1928-1931) → ル・コルビュジエのモダニズム建築の代表作
・パリ大学都市スイス館(1930-1932)
・サロン・ドートンヌでの住宅模型(1929)
・コロンブスの家(1933)
第3巻(1934-1938)
ユートピア的な都市計画構想が強調される
主な収録作品:
・ヴァイセンホーフ・ジードルンク(1935) → 機能主義建築の実験住宅
・ラ・シテ・ラディウス(1935) → 「輝く都市」構想
・ナントの青年会館(1937)
第4巻(1938-1946)
戦時中の活動とポスト・モダニズムの兆し
主な収録作品:
・アルジェ計画(1939) → 未完の都市計画案
・モデュロール(1943) → 黄金比を応用した人間寸法体系の開発
・ロックアビル計画(1945)
第5巻(1946-1952)
戦後の大規模集合住宅計画
主な収録作品:
・マルセイユのユニテ・ダビタシオン(1947-1952) → 集合住宅の新モデル
・ロンシャンの礼拝堂(1950-1955) → 曲線的な造形が特徴
第6巻(1952-1957)
大型建築とインドでの都市計画が中心
主な収録作品:
・チャンディーガル計画(1951-1956) → インドの新都市計画
・高等法院(1952-1956)
・議事堂(1955-1957)
第7巻(1957-1965)
彫刻的な造形建築の増加
主な収録作品:
・サンディエゴ・デ・ラ・パス修道院(1959)
・ヴァルス修道院(1960-1964)
・東京の国立西洋美術館(1959) → 日本唯一のル・コルビュジエ作品
第8巻(1965-1969)
晩年の建築作品と未完プロジェクト
主な収録作品:
・フィルミニ文化センター(1961-1965)
・ラ・トゥーレット修道院(1953-1960)
・サン・ピエール教会(未完)
まとめ
前半(1〜4巻):近代建築の五原則を確立し、モダニズムを推進
中盤(5〜6巻):戦後の集合住宅計画やインドの都市計画が進展
後半(7〜8巻):彫刻的な造形建築が増え、晩年の集大成となる
この作品集を通じて、ル・コルビュジエの建築・都市計画・デザイン思想の変遷を詳しく追うことができます。