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【三徳山三佛寺　ポストカード5枚】　
正本尊 蔵王権現立像(国重文)1枚、
投入堂(国宝)4枚

神と仏が宿る山・三徳山の断崖絶壁に立つ国宝。 修験道の開祖・役行者が法力で投げ入れたという伝説からその名が付いた。 平安時代に築かれ、現代の技術を持ってしても建築は難しいとされる。
849（嘉承2）年に慈覚大師・円仁が伽藍を建立し、釈迦・阿弥陀・大日の三仏を安置したことから三佛寺と称されるようになった。

投入堂（なげいれどう）は、鳥取県東伯郡三朝町にある木造建築物。三佛寺の奥院として、三徳山北側中腹の断崖絶壁の窪みの中に建造された懸造（かけづくり）仏堂で、平安時代の密教建築の数少ない現存遺例である。

日本建築史上、他に例を見ない特異な建造物であるとともに、屋根の軽快な反り、堂を支える長短さまざまな柱の構成など、建築美の観点からも優れた建築物であり、日本の国宝に指定されている。険しい登山道（行者道）を登った先の、文字通り絶壁の中に建ち、その上方は岩壁がせり出して天井のようになっている。「日本一危険な国宝」の異名をとり、参拝者は堂を斜め上方に見上げる地点までは立ち入ることが出来るが、崖を登って近付くことは滑落事故が発生する恐れがあるため、原則として禁止されている。
入山の際には服装と靴のチェックを受け、輪袈裟を着用。安全のため2人以上のグループのみ参拝できる。