
自宅保管していた品で、箱はありませんが未使用品です。
シルキーホワイト
1978年にグッドデザイン賞を受賞した定番シリーズ。小花のデザインがレリーフで施されており、ボーンチャイナの温かみのある白さが際立ちます。シンプルで飽きのこないデザインが魅力です。
ボーンチャイナとは
ボーンチャイナ(Bone china)は、18世紀にイギリスで開発された磁器の一種です。最大の特徴は、原料に牛の骨を焼いて作った骨灰(リン酸カルシウム)が含まれていることです。この骨灰を多量に配合することで、通常の磁器にはない以下のような優れた特性が生まれます。
ボーンチャイナの主な特徴
独特の白さ: 一般的な磁器がやや青みがかった硬質な白色であるのに対し、ボーンチャイナは骨灰の影響で、やわらかい乳白色や温かみのある白色をしています。
高い透光性: 光をかざすと向こう側が透けて見えるほどの、非常に高い透光性を持っています。この特性を活かして、ランプシェードなどに使われることもあります。
優れた強度: 薄く繊細な見た目にもかかわらず、通常の磁器に比べて高い強度を誇ります。特に、縁の欠け(チッピング)に強いと言われています。カップで約2倍、プレートで約4倍の強度があるとも言われています。
繊細な絵付けが可能: ボーンチャイナは、通常の磁器よりも低い温度で焼成されます。そのため、高温で色が褪せてしまう顔料も使用することができ、より多くの色彩や複雑な絵柄の表現が可能です。
ナルミのボーンチャイナ
ナルミ(鳴海製陶株式会社)は、日本で初めてボーンチャイナの量産化に成功したメーカーであり、その技術力は世界的に高い評価を得ています。ナルミのボーンチャイナは、業界でもトップクラスの骨灰含有量を誇り、他社にはない品質と美しさを実現しています。
ナルミのボーンチャイナ製の皿は、これらのボーンチャイナの特性を最大限に活かした製品であり、家庭用から業務用まで幅広く展開されています。特に、その高い耐久性と美しい見た目から、世界中のホテルやレストランでも多く採用されています。
ナルミのボーンチャイナ製の皿は、その実用性(軽さ、丈夫さ)と芸術性(温かみのある白、透光性、光沢)を兼ね備えており、食卓を豊かに彩る高級食器として多くの人々に愛されています。
注意事項
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骨董品、アンティーク品にご理解のある方のご購入を心よりお待ちしております。
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