UKでジャズに影響を受けたポップスやアシッド・ジャズといった言葉が囁かれていた頃に、フランスでも同じような動きが生まれていました。これはそんな流れのなかで生まれたアーティスト、Incroyable Jungle Beatの作品で、1989年に発表されています。レーベルのクレジットを見るとセルロイドとあり、コンテンポラリー・ジャズからポップス、ファンク、ソウルあたりを縦横無尽に行き交うようなサウンド。この当時のフランスのアンダーグランド・シーンを知る作品として、一部のファンのなかで好印象を持って迎えられたように記憶しております。

ジャケットは四つ折りで、広げると、裏にトラック・リストとクレジット関係が網羅され、メイン・アーティストというか、このバンドのそのものでもあるドューメ・カスタネットの写真が掲載されております。

新品で入手した後、音源はiTunesに吸い込んでいるので、CDプレイヤーでこれを再生したことはほとんどありません。ビニール・ケースで保管していましたが、出品にあたり、新しいプラスティック・ケースに入れ替えています。ですから、ケース、盤共に美品の部類に入ると思いますが、こういった印象は主観的で相対的なものです。盤面のエッジにわずかに軽い擦れがあるかもしれませんが、出品を前に問題なく再生できることは確認していますので、ノークレーム、ノーリターンでお願いします。

収録曲目は以下の通りです。

1     "Got" To B&F    
2     Doctors Choose Bayer Never Drink Water    
3     Female Music    
4     Stone Beach    
5     Satchmo    
6     Arab    
7     Lo Bueno    
8     Espana    
9     Code Calloway    
10     Right Way