
6BQ5を私用したA級 3極管接続 シングル ステレオパワーアンプ 厳選真空管付きです。
○特徴
サウンドライフの真空管アンプは、残留ノイズが極めて少ないため、音楽に欠かせない消え入るようなピアニッシモまでハッキリ表現されます。
音色はジャズボーカルや残響シンバルの余韻が綺麗に表現され、ノイズの少なさから小音量時でもハッキリした表現力が発揮されます。
今までノイズで隠れていた音楽のディティールに、ハッと驚かれる事でしょう。
真空管の澄みきったクリアーなサウンドをお楽しみ下さい。
○製作2025年5月23日
10日間のランニング試験にて発熱や真空管からのノイズ等不具合はありません。
○仕様および特性
・出力 2W
・利得 ×7
・周波数特性 13Hz~64.9kHz(-3dB)
・入力インピーダンス 150k Ω
・出力インピーダンス 8Ω/16Ω
・残留ノイズ 0.3mV 16Ω時
(防熱管のため真空管取替時の調整箇所はありません)
・大きさ
幅37cm 奥行23cm 高さ17cm
・真空管
出力管 6BQ5
ソブテックHi Fiペア管 2本
ドライバー管 12AU7
東芝高信頼管 2本
整流管 6CA4
ナショナル1本
○回路構成 2段増幅 NFB無し
・電圧増幅 SRPP
・パワー管 3極管接続、自己バイアスA級 ヒーターは直流点火としています。
○入力出力波形
・出力トランスは2段増幅用の東栄変成器、OPT5sz オリエントコアを角型ケースに入れ使用しています。
入出力特性は写真でもお分かりの通り、入力プラスにおいて出力も同一のプラスとなります。
また、1kHz方形波(上入力、下出力)においてもリンギングの大きな乱れは少なく、入力波形に対し色付けのない特性です。
SRPP回路の組み合わせにより、スピード感ある低域から艶やかな中高域を再生してくれます。
○出力は2Wと家庭では十分すぎる出力です。
○質問は全てお答えしますので、お気軽にご質問ください。
○保証期間
受け取りから2週間の保証をいたします。ただし、
・過剰出力による真空管異常の場合は、御遠慮下さい。
また、こちらへの発送代はご負担下さい。
○添付資料
・回路図
・周波数特性図
・オールドタイマー、月刊ステレオ 各取材記事
○送料 1000円
○その他
・サウンドライフのアンプ群は、高能率のホーンスピーカーをマルチアンプ駆動で使用することを基本設計に、ノイズを感じない大変静かなアンプ群を製作しています。
ホームページ(サウンドライフハーモニー)も、是非ご覧下さい。
また、中央自動車道 一宮御坂インターより300メートルと、大変交通も良いので、お寄りください。
(2025年 6月 6日 20時 24分 追加)ご質問有難うございます。
6A3や2A3アンプは真空管の歴史から1945年頃からのオーディオ管で、真空管の製造技術から赤く光るヒーター(グリッドと兼用)から直接電子を放出する直熱3極管。
この6BQ5は歴史がずっと新しい真空管で、グリッドをヒーターで間接的に温める防熱管。
電気的には進化した真空管と言えるでしょう!。
◯機械的には、直熱管は振動に弱く、防熱管は強いと言っても良いと思います。
◯電気的には、直熱管より防熱管の方が効率良く電力を取り出すと言って良いと思います。
◯見た目では、真空管としてのビンテージ感は直熱管の2A3等にはさすがに劣るでしょう!。
◯音色では、一番難しい部分ですが、どれだけその真空管に電流を流すかでガラガラ変わってしまいます。
電流を多く流すと低域側に寄り、少ないと高域側に。勿論出力トランスとの兼ね合いもありますが。
◯私は真空管アンプを製作し、音色を決定する場合。工房で常に使用している45真空管と、ダイヤトーンP610Aの組み合わせによる音色とそんしょくの無い様に何度も実験し、電流を決め製作しています。フルレンジスピーカーで長時間鑑賞に耐える様に。
切替器で瞬時に切り替えて分かるかどうか?位です。
◯本アンプはテーブルやカウンターに置いて気楽に(勿論本格的なマルチアンプシステムにも充分耐えます)また、安価に購入出来る真空管(12AU7.6CA4も含め1.5万円あれば)を使用したアンプとお考え下さい。
(2025年 6月 7日 4時 37分 追加)修正
グリッドの部分をカソードに読み替えて下さい!