
【商品概要】
本品は、明治から昭和初期頃にかけて活躍した挿絵画家・日本画家 鰭崎英朋(1881〜1968) による真筆の肉筆美人画です。
昭和初期に制作された書画合作折帖の中に収められていたもので、見開き横42cm×縦30cmの横長構図で、読書する女性が墨彩により繊細に描かれています。
画面右下には「英朋」の署名と落款(丸印)が明瞭に記されており、筆致・彩色・構図いずれにも英朋らしさが表れた完成度の高い一枚です。
【付属:折帖内の書作品】
本折帖には、昭和期の書家4名による揮毫が収録されており、
美人画とともに資料的価値を添える内容となっています。
鴨居武(書家)
星埜守一(帝国海軍中将)
鴻嶺(昭和10年「孟春」揮毫、署名・落款「鴻嶺印」「鴻嶺私印」あり)
他1名(署名あり・詳細不詳)
※その他のページは白紙です。書作品は参考資料としてお付けします。
【作品サイズ】
英朋美人画部分(見開き):横 約42cm × 縦 約30cm
折帖閉時サイズ:約21cm × 30cm(1面分)
【状態】
美人画部分:ヤケ・シミ等なく、非常に良好な保存状態です※画像でご確認ください
書ページ:全体として良好
外装布表紙にごく軽微なスレのみ(保存・閲覧に支障なし)
【発送・ご注意事項】
発送方法:送料無料ヤマト宅急便(サイズ80予定)
【備考】
鰭崎英朋の肉筆美人画は現在市場でも流通が少なく、特に本作のような横長構図の見開き肉筆作品は希少性が高いといえます。
加えて、当時の書家による揮毫を含む合作折帖形式であったことからも、美術品・近代挿絵史・戦前書道史に関心のある方に強くおすすめできる一作です。