
固定種ニンジン 国分鮮紅大長 種子 約650粒 クリアパック小分け
105円
画像1右下のクリアパック入り種子の出品です
(種子袋、説明書などは添付しておりませんのでご注意下さい。)
発送は第4種郵便です(リーズナブルな代わりに時間がかかる場合があります)
出品中の他の種子と同梱可能です。
本年度7月購入の夏まき用種子です。
購入後は冷蔵庫にて保管していました。
約650粒入り 105円
2000粒以上入りの物をザックリ3分割しての計量です。
画像4は購入時の種子をザックリと3分割した時の物です。
品種名 国分鮮紅大長
今では貴重な大長ニンジンで根長60cm前後、時に80cm程にもなる品種です。
また西洋系品種なので、春まきも可能な様です。
大正時代、フランスからはいってきた種を国府村西国分(現 群馬県 高崎市 国府地区)の男性が改良した事から。 昭和40年頃までは地域を代表する作物でしたが、高度経済成長期を迎えると徐々に栽培が減り、地元でも1軒の農家が細々と作るだけとの事です。
また購入元の 野口のタネさんのサイトから引用すると
「かつてはニンジンの代名詞的存在で、昭和30年代前半には国内生産量の約8割を占めたとう。昭和30年代後半からは短根ニンジンへと消費が変わり、作付けは大きく減少した。
国分人参の特性である早生性、晩抽性、色付き等を特に改良育成した長人参の最高品種です。根長は60cm位が標準で、太りが早く、揃いが良く、クズが少ない豊産種です。早生で抽苔が遅いので、早出しから4月出しまで長期に出荷できます。
色付きが早く、芯まで鮮紅色になり、カロチンの含有量が極めて多く栄養があり、味も非常に良い。煮物、きんぴら、松前漬け、スティックサラダ、ニンジンジュースなど。」
との事です。
タキイ種苗の世界のニンジンの品種分化の図を見ると(ニンジン 系統図 でGoogle検索すると画像の方で出ます)Rouge Longueから1928年に派生している形になっています。
また過去の種苗カタログを見ると、仏国大長という品種があり、これがLong Orange(そしてRouge longue)の異名の様です。
上記の系統図に従えば、国分鮮紅大長への派生は1928年ですが、Long Orangeは1621年と記録されている為、Long Orangeの直系であれば、かなり昔の姿を残した貴重な品種とも言えます。
(実際に100年前のLong Orangeと400年前のLong Orangeが同じ品種と言えるかは難しい気がしますが……。また、この品種が普及する前に当時広く栽培されていた純粋な東洋系品種である、滝の川大長ニンジンと交雑して生まれた品種が国分鮮紅大長の可能性も充分にある為。※ニンジンはアブラナ科同様交雑しやすいです)
種子無消毒なので、ベビーリーフや間引き菜でも頂けます。