ランソン ブラック・ラベル《旧・旧ラベル》 【750ml】
【 1980年代貴重ラベル 】
ランソンの創業は、古く1760年に遡ります。
シャンパーニュの中心地、ランスで裁判官や行政長官を歴任した名士
「フランソワ・ドラモット」が立ち上げます。
当初のメゾン名は「ドラモット」。
世界中のマニアが欲しがる
『幻』のシャンパーニュ「サロン」。
その妹分である「ドラモット」とは
実は同じ出生の道を辿る双子のブランドです。
ドラモットの会社概要を見ても、
『1760年にフランソワ・ドラモットが立ち上げた』
とランソンと全く同じ文言が記されています。
大小合わせて5000もあるシャンパーニュのメゾンの中でも
ランソンは3番目に古く、
「ルイナール」の1729年
「モエ・エ・シャンドン」の1743年に次ぐ老舗です。
ランソンの代名詞と言われ
有名かつ王道が今回出品の「ブラック・ラベル」。
1860年のヴィクトリア女王時代より、
150年以上英国王室に愛され続けているシャンパーニュとなります。
ボトルネックには、エリザベス2世女王の名前が刻まれ、
英国王室御用達の証が印されています。
今回のオススメは、なんと言っても
現行とは一世代もニ世代も古い
1980年代のラベル・デザインである点。
当然ながら液体も40年前後の熟成を遂げているのですが、
そこが正にランソンの真骨頂。
何故なら
ランソン最大の特徴は
『乳酸発酵を一切行わないこと』。
シャンパーニュのキツい酸味を柔らかくする醸造技術が、
「乳酸発酵」。
ワイン界では、マロラクティック発酵やMLFと呼ばれます。
これは、ワインの中のシャープな酸を乳酸に変える発酵技法であり
全シャンパーニュ・メゾンの99%は、乳酸発酵をさせます。
技術が進歩した現代においても、
ランソンは、大昔からMLFを一切やらず、自然に酸が柔らかくなるまで待つ
稀有な生産者です。
ランソンのように、敢えて乳酸発酵をやらない生産者は他に
「サロン」
「ルイ・ロデレール」
「ゴッセ」
「アルフレッド・グラシアン」
「エグリ・ウーリエ」等、
いずれ劣らぬ超一流の生産者ばかり 。
資金と時間に余裕がないと「乳酸発酵をやらない」は実現不可能なのです。
ブレンド比率は
ピノノワール 50%
シャルドネ 35%
ムニエ 15%
また、英国ウィンブルドン・テニストーナメントのオフィシャル・シャンパーニュとしても
30年以上も親しまれています。
他の出品ワイン、同日落札いただけたら同梱にて承ります。
日本ソムリエ協会認定=ソムリエです。
諸事情にて、長い間収集してきたワインを手放します。
ユーロカーヴのワインセラーで保管してます。
汚れや、キズがあるものもありますが、状態は結構よいかと思います。
但し、未開栓のため中身まで確認できないので、味わいの保証はできません。
年代物なので、澱がある物もあります。
専用箱はありません。 リサイクルの段ボールで配達させて頂きます。
入金後、1~2日以内にヤマト運輸にて発送します。
入札、落札後のキャンセルは、固くお断りいたします。
期限までに入金が無かった場合、理由に関わらず「 悪い評価 」と「 入札拒否 」をさせて頂きます。
ランソン ブラックラベル・ブリュット NV 750ml 瓶
ブランド:Lanson