
《季刊・陶磁郎 33》 「特集 北大路魯山人と富本憲吉」です。双葉社刊、スーパームック。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です。
★内容: 北大路魯山人は明治16年(1883)の生まれであり、富本憲吉は明治19年(1886)の生まれである。日本の「近代陶」は、板谷波山を別とすれば、ほぼ同年生まれの二人から始まった。そして二人とも、やきものは独学である。傍若無人な魯山人、英国紳士風といわれた富本。この二人ほど、好対照な陶芸家はいない。しかし、技術の伝承としてのやきものを、「表現」とし、「作品」としたのも、二人であった。魯山人は料理も含め、「場として」のやきものを追求し、富本は、「形と装飾として」のやきものを追求した。現在のやきものは、いまもって二人の範疇のなかにあるのである。
◎北大路魯山人:
・魯山人は、器をいかにしてつくり、 美を具現していったか /永野誠一
・魯山人の技術を再現する
・魯山人の生涯、作陶の歩み /黒田和哉
・魯山人の作品が見られる美術館
◎富本憲吉:
・富本憲吉の遺した言葉と技法
・抄録・富本憲吉 /山本茂雄
・座談会; 富本憲吉 ― その人と作品 /柳原睦夫+・金子賢治・入澤美時
・京都・泉涌寺時代 /鈴木爽司
・富本憲吉の作品が見られる美術館
◇魯山人、富本、近代陶を買う
◇近代陶を見に、美術館へ
葛生町立吉澤記念美術館、敦井美術館、市之倉さかづき美術館、
瀬戸市文化センター、paramita museum、加納美術館
・美濃・瀬戸・津二日で回る、近代陶の美術館めぐり
・陶芸家別美術館ガイド
◎小特集 冬の雪国に、やきものを求めて旅をする ― 宮城
大沼酒造店、峩々温泉、佐大ギャラリー、芳賀堤人形製造所、
なつかし屋、東北陶磁文化館、工藝藍學舎
◇陶芸家: 鈴木智、小倉倫、山本健氏
◇エッセイ; 餌と料理を画する一線 /米原万里
◎連載
・新編・日本やきもの史; 瀬戸焼と天目 /矢部良明
・続・独断的やきもの選び; トイレ、タイルの本から考える /蔵一成
・土と石から話すやきもの; やきものは長石 /柴辻政彦
・やきもの写真工房; 駅近し /山内道雄
・やきものの展覧会案内; 板谷波山展 神々しき匠の技
そのほか
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